特許
J-GLOBAL ID:200903020932494562

情報保全プログラム、情報保全方法及び情報保全システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土生 哲也
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005020143
公開番号(公開出願番号):WO2007-052342
出願日: 2005年11月01日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
コンピュータを正規のネットワーク環境と異なる環境において使用する場合に、コンピュータから取得し得る情報を保全するために、事前に承認者の持出承認を受けた場合にのみコンピュータが動作することを可能にする情報保全プログラムを提供する。 コンピュータの操作者が正規のネットワーク環境に接続されている際に、承認権限者に対して電子メール等で正規の環境以外でコンピュータを使用することについて持出期間を指定した申請通知を送信し、承認権限者からの返信である承認通知により承認された持出承認期間をコンピュータの設定情報として記憶させる。コンピュータを正規の環境以外で使用する際には、設定情報に持出承認期間が記憶されているかをチェックして、持出承認期間の期間内である場合にはそのままコンピュータの使用が許可され、それ以外の場合にはコンピュータの情報を保全するための所定の処理が行われる。
請求項(抜粋):
コンピュータを正規のネットワーク環境と異なる環境において使用する場合に、コンピュータから取得し得る情報を保全するための情報保全プログラムであって、 コンピュータが正規のネットワーク環境において使用されている間に、前記コンピュータに、 前記コンピュータに記憶された承認者を宛先に指定して、前記コンピュータを正規の環境以外で使用する持出期間が指定された持出承認のための申請通知を、前記申請通知を識別する申請IDを付して送信するステップと、 前記申請ID、前記承認者、前記持出期間を少なくとも含む申請情報を、前記コンピュータに記憶させるステップと、 前記申請通知を受信した承認者が送信した、前記申請ID、前記申請通知に対する承認結果を少なくとも含む承認通知を受信するステップと、 前記承認通知に含まれる申請IDに対応する申請情報を特定し、前記承認通知の送信者が、前記申請情報に含まれる承認者であるかを判定するステップと、 前記送信者が前記承認者に該当し、かつ前記承認結果が持出を承認するものである場合には、前記申請情報に含まれる持出期間を、持出承認期間として前記コンピュータの設定情報に記憶させるステップと、を実行させ、 前記コンピュータの起動時においては、前記コンピュータに、 前記コンピュータが正規のネットワーク環境に接続されているかを判定するステップと、 前記コンピュータが正規のネットワーク環境に接続されていないと判定された場合には、前記コンピュータの設定情報に持出承認期間が記憶されているかを確認するステップと、 前記持出承認期間が記憶されていると確認された場合には、前記コンピュータの起動時間が前記持出承認期間の期間内であるかを判定するステップと、 前記持出承認期間が記憶されていないと確認された場合、又は前記コンピュータの起動時間が前記持出承認期間の期間内でないと判定された場合には、前記コンピュータの停止処理、前記コンピュータに格納されたオペレーションシステム又はアプリケーションプログラムの少なくとも一部の起動を禁止する処理、前記コンピュータに格納された少なくとも一部のデータを消去する処理、前記コンピュータに接続された外部デバイスに対する命令を禁止する処理、の少なくとも一つの処理を起動するステップと、 を実行させることを特徴とする情報保全プログラム。
IPC (2件):
G06F 21/20 ,  H04L 9/32
FI (2件):
G06F15/00 330C ,  H04L9/00 673B
Fターム (18件):
5B285AA01 ,  5B285BA02 ,  5B285CA17 ,  5B285CA53 ,  5B285CB47 ,  5B285CB50 ,  5B285CB63 ,  5B285CB74 ,  5B285CB92 ,  5J104AA07 ,  5J104AA16 ,  5J104EA03 ,  5J104EA08 ,  5J104EA16 ,  5J104KA02 ,  5J104NA05 ,  5J104NA36 ,  5J104PA07
引用特許:
出願人引用 (1件)

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