特許
J-GLOBAL ID:200903020939671940

補助排圧バルブ付き気圧駆動式流体ポンプ及び液体の吐出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146948
公開番号(公開出願番号):特開平10-073098
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 特に蒸気を用いてタンク内の流体を加圧するポンプにおいて、蒸気の排出を速やかに行なう。【解決手段】 ポンプタンクは、正の吐出方向にのみ液体を流動させるチェックバルブ32,34を有する。吸圧バルブ62と第1の排圧バルブ64は、スナップ動作トグル46を備えたフロート48等の切換え機構により制御される。補助排圧バルブ66のバルブ本体68は吐出圧力より低い圧力で開口し、これによりタンクをより迅速に通気させ、水等の液体の沸騰により発生するさらなる蒸気を排出するのを助ける。
請求項(抜粋):
ポンプタンク(24)を有し、該ポンプタンク(24)はチェックバルブ(32)を備えた液体吸込口(22)とチェックバルブ(34)を備えた液体流出口(26)とを有し、前記チェックバルブ(32、34)が、液体吸込口(22)からポンプタンク(24)へ向かい更にポンプタンク(24)から液体流出口(26)へ向かう正の吐出方向にのみ液体を流動させ、ポンプタンク(24)はまた該ポンプタンクを加圧する加圧気体源に連結可能な気体吸込ポート(38)とポンプタンク内の圧力を排出する気体排出ポート(44)とを有し、更に気体吸込ポート(38)用の吸圧バルブ(62)と、気体排出ポート(44)用の排圧バルブ(64)と、吸圧バルブ(62)を閉じると共に排圧バルブ(64)を開くことでタンク内の圧力を排出し液体を吸込チェックバルブ(32)を介してタンク内に流入可能とする操作と、吸圧バルブを開くと共に排圧バルブを閉じることで液体を液体流出口(26)を通過させるのに十分な圧力レベルにタンク内を増圧させる操作とを交互に行ない得る機構(46)とを有してなる気圧駆動式流体ポンプにおいて、ポンプタンク(24)に連結され該ポンプタンク(24)の内方に偏倚されるバルブ本体(68)を備えた補助排圧バルブ(66)を有し、該補助排圧バルブ(66)は、タンク内の圧力が液体を液体流出口を通過させる前記圧力レベルよりも低い時に開くことを特徴とする補助排圧バブル付き気圧駆動式流体ポンプ。

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