特許
J-GLOBAL ID:200903020943246544

車両用吸着式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-374875
公開番号(公開出願番号):特開2002-178742
出願日: 2000年12月08日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 吸着工程と脱離工程における冷却液の冷却を別々に行うとともに、吸着工程側の冷却能力を高くすることで冷凍能力の向上を可能とした車両用吸着式冷凍機を実現する。【解決手段】 水冷式エンジンを有する車両に適用される車両用吸着式冷凍機であって、吸着剤Siおよび液冷媒が封入され、冷凍能力を発揮する第1、2吸着器111、112と、この第1、2吸着器111、112内を循環する冷却液を冷却する車室外熱交換器121、122とを備え、かつ車室外熱交換器121、122は、第1、2吸着コア111a、112a内を循環する冷却液を冷却する吸着用室外器121と、第1、2凝縮コア111b、112b内を循環する冷却液を冷却する凝縮用室外器122とをそれぞれ独立させて有するとともに、吸着用室外器121側を凝縮用室外器122よりも空気流れの上流側に配置させて冷却能力を高めることを特徴としている。
請求項(抜粋):
液冷式内燃機関(200)を有する車両に適用される車両用吸着式冷凍機であって、蒸気冷媒を吸着するとともに、加熱されることにより吸着した蒸気冷媒を脱離する吸着剤(Si)及び液冷媒が封入され、冷凍能力を発揮する吸着器(111、112)と、前記吸着器(111、112)に設けられ、前記吸着剤(Si)が接合された吸着コア(111a、112a)と、前記吸着器(111、112)に設けられ、前記吸着剤(Si)が接合されていない凝縮コア(111b、112b)と、前記吸着コア(111a、112a)および前記凝縮コア(111b、112b)内を循環する冷却液を冷却する車室外熱交換器(121、122)とを備え、かつ前記車室外熱交換器(121、122)は、前記吸着コア(111a、112a)内を循環する冷却液を冷却する吸着用室外器(121)と、前記凝縮コア(111b、112b)内を循環する冷却液を冷却する凝縮用室外器(122)とをそれぞれ独立させて有するとともに、前記吸着用室外器(121)の方が前記凝縮用室外器(122)よりも冷却能力が高くなるようにしたことを特徴とする車両用吸着式冷凍機。
IPC (2件):
B60H 1/32 621 ,  F25B 17/08
FI (2件):
B60H 1/32 621 J ,  F25B 17/08 E
Fターム (5件):
3L093NN04 ,  3L093PP07 ,  3L093PP15 ,  3L093PP20 ,  3L093RR01

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