特許
J-GLOBAL ID:200903020949678632

可変バルブタイミング・リフト機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200433
公開番号(公開出願番号):特開平6-017629
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 可変バルブタイミング・リフト機構において、低速用ロッカアームの成形とそのシリンダ穴の加工とを容易にかつ精度良く行い、また、高速時のバルブクリアランスを適正値に調節できるようにする。【構成】 低速用カムにより揺動して吸気バルブを開閉する2つの低速用ロッカアーム3a,3bと、これらに挟まれるように配設され、高速用カムにより揺動する1つの高速用ロッカアーム4とを、互いに切り離したり連結したりするための切替機構5を設ける。切替機構5は、2つの低速用ロッカアーム3a,3bに突設されたシリンダ形成部36a,36bが突き合わされてなるシリンダ51と、その途中に設けられた開口部52と、高速用ロッカアーム4に突出長調節可能に螺着され、その突出端が開口部52からシリンダ51内に進入する調節ねじ53と、シリンダ51内を摺動する油圧ピストン54とから構成する。
請求項(抜粋):
作用角又はリフト量の小さい低速用カムにより揺動してバルブを開閉する2つの低速用ロッカアームと、該2つの低速用ロッカアームに挟まれるように配設され、作用角又はリフト量の大きい高速用カムにより揺動する1つの高速用ロッカアームと、内燃機関の低速時には低速用ロッカアームから高速用ロッカアームを切り離し、内燃機関の高速時には低速用ロッカアームに高速用ロッカアームを連結する切替機構とを備えた可変バルブタイミング・リフト機構であって、前記2つの低速用ロッカアームは互いに分離形成されたものであり、前記切替機構は、前記2つの低速用ロッカアームから高速用ロッカアームを跨ぐように突設され、互いの対峙面が突き合わされてなるシリンダと、該シリンダの途中に設けられた開口部と、前記高速用ロッカアームに突出長調節可能に螺着され、その突出端が前記開口部からシリンダ内に進入する調節ねじと、前記シリンダに挿入されて摺動し、内燃機関の低速時には前記調節ねじが当接せず、内燃機関の高速時には前記調節ねじが当接するように構成された油圧ピストンとを備えていることを特徴とする可変バルブタイミング・リフト機構。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-043612
  • 特開昭63-100212
  • 特開平3-043612
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