特許
J-GLOBAL ID:200903020956297911
燃料電池の水処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317960
公開番号(公開出願番号):特開平9-161833
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の水処理装置に回収された回収水中の炭酸ガス、有機物、酸化鉄及びイオン鉄を、コンパクトな装置により、薬品を用いることなく、低コストで連続的かつ効率的に処理して、低電気伝導率の電池本体冷却水を得る。【解決手段】 燃料電池の排ガス凝縮水中の溶存炭酸ガスを脱炭酸塔32で除去し、ブローダウン水と共に、MF膜分離装置41A,Bで酸化鉄を除去した後、キレート樹脂塔44で鉄イオンを除去し、イオン交換樹脂内蔵電気透析器47で脱イオンする。【効果】 脱炭酸後、コロイダル状鉄及びイオン状鉄を効率的に除去した後、残存する微量イオンを電気透析器で電気的に脱イオンすることにより、効率的な水処理を行って、低電気伝導率の高水質処理水を得ることができる。
請求項(抜粋):
燃料を改質器で水蒸気改質して得られる改質ガスと空気とを燃料電池本体に導入して電気化学的に発電するとともに、該燃料電池本体に冷却水を通水し、この冷却排水を水蒸気分離器に導いて前記水蒸気改質用の水蒸気を発生させるようにした燃料電池に用いられる水処理装置において、前記改質器から排出される燃焼排ガスの凝縮水と、燃料電池の空気極から排出される排ガスの凝縮水とを回収し、これらの凝縮水中の溶存炭酸ガスを除去する脱炭酸手段と、この脱炭酸された凝縮水と、前記電池本体冷却水系からのブローダウン水とを受け入れる回収水槽と、この回収水槽の流出水中の酸化鉄を除去する膜濾過装置と、この膜濾過装置の流出水中に残留する鉄イオンを選択的に吸着除去する吸着装置と、この吸着装置の流出水中の微量イオンを分離するイオン交換樹脂を内蔵する電気透析器とを備えてなることを特徴とする燃料電池の水処理装置。
IPC (3件):
H01M 8/06
, B01D 61/14 500
, B01D 61/44 500
FI (3件):
H01M 8/06 W
, B01D 61/14 500
, B01D 61/44 500
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