特許
J-GLOBAL ID:200903020956924134

メソポーラスシリカおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高畑 正也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027310
公開番号(公開出願番号):特開平8-034607
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 独特の二重多孔構造組織を備え、Na含有量が少なく、比表面積が大きなメソポーラスシリカとその工業的な製造方法を提供する。【構成】 (1) 活性シリカとカチオン系界面活性剤との複合体を焼成して得られる多孔質組織のシリカであって、平均細孔径が10〜100 オングストロームのメソポア組織と、平均細孔径が100 〜2000オングストロームの網目構造組織からなる二重多孔構造を備え、かつBET比表面積が800m2/g 以上、Na含有量が0.1 重量%以下の性状特性を有するメソポーラスシリカ。(2) 珪酸ソーダ水溶液をカチオン交換樹脂と接触させて活性シリカを調製する第1工程、活性シリカとカチオン系界面活性剤をアルカリ性領域で混合反応させてシリカと界面活性剤の複合体を生成する第2工程、前記複合体を焼成処理する第3工程を順次に施すメソポーラスシリカの製造方法。
請求項(抜粋):
活性シリカとカチオン系界面活性剤に基づく複合体を焼成して得られる多孔質組織のシリカであって、平均細孔径が10〜100オングストロームのメソポア組織と、平均細孔径が100〜2000オングストロームの網目構造組織からなる二重多孔構造を備え、かつBET法による窒素吸着比表面積が800m2/g以上、Na含有量が0.1重量%以下の性状特性を有することを特徴とするメソポーラスシリカ。
IPC (3件):
C01B 33/12 ,  B01J 20/10 ,  C04B 38/06

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