特許
J-GLOBAL ID:200903020960286959

測位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154438
公開番号(公開出願番号):特開平11-344552
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 OTFを不要として速やかにRTK測位を行えるようし、またサイクルスリップが生じた時に速やかに初期化処理を行えるようにする。【解決手段】 キネマティック測位によりコンテナ運搬装置の位置などを測位する際、最寄りの初期化用位置に停止している状態で初期化ボタン等を押すことによってキャリア位相の二重位相差の初期値を求める。これにより番地情報の入力等を不要とする。
請求項(抜粋):
位置が既知である基準局と位置を求めるべき移動局とで複数の測位用衛星からの電波をそれぞれ受信して、前記複数の測位用衛星から両局の受信点までのキャリア位相の二重位相差を求め、この二重位相差を基に移動局の位置をリアルタイムキネマティック測位する測位装置において、コードディファレンシャル測位または単独測位で位置判別可能な距離だけ隔てた複数の初期化用位置の情報を記憶する手段と、初期化の指示がなされたとき、前記コードディファレンシャル測位または単独測位により求められた移動局の位置に相当する前記初期化用位置を検出する手段と、当該手段により検出された初期化用位置での計算上のキャリア位相の二重位相差を計算位相差として求める手段と、前記移動局で観測した測位用衛星の電波のキャリア位相の二重位相差の小数部を観測位相差として求め、前記計算位相差の小数部が±0.5サイクルの範囲で前記観測位相差の小数部と一致するように前記計算位相差を修正し、これを二重位相差の初期値として求める手段と、前記初期値に前記観測位相差の変化分を積算して前記移動局の現在の二重位相差を求めリアルタイムキネマティック測位を行う手段とを備えてなる測位装置。

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