特許
J-GLOBAL ID:200903020962217687

内面射出成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-308296
公開番号(公開出願番号):特開平10-146866
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】原管の長さ方向のバラツキや射出圧にも十分に対処でき、フランジ型をバランスよく所定の圧力で管端フランジ面に付勢することができる内面射出成形用金型装置を提供することを目的としている。【解決手段】リング状のシリンダ42内に加圧媒体を圧入することよって後端部41aがシリンダ内に臨む筒状の押さえ部41によってフランジ型3の周縁をフランジ面63に所定の圧力で付勢するようにしたフランジ型押さえ機構4と、このフランジ型押さえ機構4の押さえ部41内部を介して原管6の管端に臨むシリンダロッド51の先端に、フランジ型3に嵌合し、軸方向に進退自在になった内面ロッド型2a(2b)を固定し、シリンダロッド51により内面ロッド型2a(2b)を軸方向に進退させるようにした内面ロッド駆動機構5とを備える構成とした。
請求項(抜粋):
管端にフランジを有する金属製の原管内に一端側が挿入されることにより原管の内面との間に内面キャビティを形成する内面ロッド型と、この内面ロッド型の原管内への挿入時に、原管の管端フランジ面との間に前記内面キャビティに連続するフランジキャビティを形成しうるように内面ロッド型の他端側の外周に嵌合されてその軸方向に沿って所定量相対変位可能とされたフランジ型と、前記内面ロッド型の挿入時に原管の管端フランジ面に前記フランジ型を所定の力で押しつけるフランジ型押さえ機構と、前記内面ロッド型をその軸方向に移動させることにより原管内に出し入れさせる内面ロッド型駆動機構とを有し、内面ロッド型およびフランジ型と、原管とによって形成されたキャビティ内に、樹脂を射出して原管の内面から管端フランジ面にかけて樹脂をライニングしてフランジ付きライニング管を製造する内面射出成形用金型装置であって、前記フランジ型押さえ機構が、前記内面ロッド型駆動機構より原管側に配置されているとともに、その先端面でフランジ型の周縁部を押さえる筒状の押さえ部を有し、この押さえ部の後端部がリング状のシリンダ内に臨み、押さえ部の後端部外周面に設けられた鍔部によって前記シリンダ内が前後2室に仕切られ、後ろ側の室に圧入された加圧媒体によって押さえ部を所定の圧力でフランジ型側へ付勢するようになっており、前記内面ロッド型駆動機構が、先端に内面ロッド型の他端を固定自在で原管の管軸方向に進退するとともに、前記筒状の押さえ部の内径より小径のシリンダロッドを有し、このシリンダロッドが筒状の押さえ部の内部を通って原管の管端に臨むようになっていることを特徴とする内面射出成形用金型装置。
IPC (4件):
B29C 45/33 ,  B29C 45/14 ,  B29L 9:00 ,  B29L 23:00
FI (2件):
B29C 45/33 ,  B29C 45/14

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