特許
J-GLOBAL ID:200903020971294490

有機物質の加水分解方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-511177
公開番号(公開出願番号):特表平10-506051
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】有機物質の加水分解方法及び装置が提供され、方法は、a)予加熱した有機物質と任意に水との混合物を反応容器(2)へ供給し、反応容器(2,3)間の弁(8)を開放して比較的高い圧力の後続の反応容器(3)から蒸気を供給することにより反応容器(2)内で有機物質の混合物をさらに加熱すること、b)反応容器(3)内の圧力が予定の値に達した時または反応容器(2,3)間の圧力差がほぼゼロに等しくなった時に弁(8)を閉じること、c)弁(9)を用いて反応容器(3)内の圧力さらに低減させること、d)反応容器(2、3)間の圧力差またはポンプを用いて反応容器(2)内の有機物質の混合物を反応容器(3)へ移すこと、e)蒸気を付加して反応容器(3)を再加圧すること、f)工程a)〜e)を繰り返すことから成る。圧力解放前の反応容器(3)内の圧力は好ましくは10〜25気圧の範囲にある。反応容器(2)内の圧力は好ましくは反応容器(3)からの圧力の解放後2〜4気圧の範囲にある。装置は、各々入口と出口を備えた少なくとも二つの反応容器(2、3)を有し、これらの反応容器(2、3)は、反応容器(2)から反応容器(3)へ有機物質を移送する弁(10)を備えた管に連結され、また反応容器(2、3)は、反応容器(3)から反応容器(2)へ蒸気を噴出する弁(10)を備えた管に連結される。
請求項(抜粋):
a)予加熱した有機物質と任意に水との混合物を反応容器(2)へ供給し、反応容器(2,3)間の弁(8)を開放して比較的高い圧力の後続の反応容器(3)から蒸気を供給することにより反応容器(2)内で有機物質の混合物をさらに加熱すること、 b)反応容器(3)内の圧力が予定の値に達した時または反応容器(2,3)間の圧力差がほぼゼロに等しくなった時に弁(8)を閉じること、 c)弁(9)を用いて反応容器(3)内の圧力さらに低減させること、 d)反応容器(2、3)間の圧力差またはポンプを用いて反応容器(2)内の有機物質の混合物を反応容器(3)へ移すこと、 e)蒸気を付加して反応容器(3)を再加圧すること、 f)工程a)〜e)を繰り返すことから成ることを特徴とする減圧状態で有機物質を加水分解する方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-028437
  • 特表平3-504559
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-028437
  • 特開昭63-028437
  • 特表平3-504559
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