特許
J-GLOBAL ID:200903020972896507

隙間構造を有するステンレス鋼部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-042086
公開番号(公開出願番号):特開2007-217776
出願日: 2006年02月20日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】Ni含有量を高々14%以下に抑え、Siを多量添加していないオーステナイト系ステンレス鋼を用いて、隙間部に塩化物が付着しやすい大気環境で使用される加工部材の応力腐食割れによるトラブルを安定して回避できる技術を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.08%以下、Si:1.5%以下、Mn:2.0%以下、Ni:8.0〜14.0%、Cr:15.0〜22.0%、Mo:0.5〜4.5%、Cu:1.0%以下、N:0.08%以下、残部が実質的にFeであり、かつCr+3Mo≧20を満たす組成を有し、表面の一部に溶接または塑性加工接合によって生じた隙間構造を有するオーステナイト系ステンレス鋼を構成要素にもつ部材であって、前記隙間構造は隙間間隔が0.5mm以下であり、かつその隙間構造が大気環境に曝されて使用される、自動車給油径部材に適したステンレス鋼部材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
Ni:8.0〜14.0質量%、Cr:15.0〜22.0質量%、Mo:0.5〜4.5質量%を含有し、かつ下記(1)式を満たす組成を有し、表面の一部に溶接または塑性加工接合によって生じた隙間構造を有するオーステナイト系ステンレス鋼を構成要素にもつ部材であって、前記隙間構造は隙間間隔が0.5mm以下であり、かつその隙間構造が大気環境に曝されて使用されるステンレス鋼部材。 Cr+3Mo≧20 ......(1)
IPC (2件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58
FI (2件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/58
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る