特許
J-GLOBAL ID:200903020975863561
距離計測方法ならびに距離計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾崎 光三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144290
公開番号(公開出願番号):特開平6-331733
出願日: 1993年05月24日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 計測距離値と変移計測量とを係合して高精度距離値を得る修正演算時間を短縮化して、オンライン状態での演算計測を可能にする。【構成】 距離計測部1から所定周期で繰り返すパルス波を送信して物標Eまでの計測距離値を得る。計測距離値は送信パルス波の規定点から受信パルス波の規定点までの経過時間で測定する。変移計測部2から所定周波数の連続波を送信して物標Eの位置の刻々の計測変移量を得る。計測変移量は送信周波数と受信周波数の差で測定する。初期計測距離値R(0)、毎回の計測距離値R(i)、毎回の計測変移量r(i)、修正距離値Rc、誤差の二乗和が最小となる計測距離値の推定値「R(0,i)」とし、修正距離値演算部3で、Rc=「R(i)」=「R(0,i)」+r(i)を解き修正距離値を得る。逐次型最小二乗法による収束のため、カルマンフィルタの方程式のような長い演算を行わずに済み、はるかに短い時間で演算できる。
請求項(抜粋):
周期的に繰り返す送信波の反射波を得るとともに、前記送信波の各周期の規定点から前記反射波の前記規定点に対応する規定点までの時間量の測定値にもとづいて得られる計測距離値を、送信波の周波数に対する反射波の周波数変化量または位相変化量の測定値にもとづいて得られる計測変移量で修正することにより修正距離値を得る距離測定方法であって、前記修正を行うための最適推定の演算を、逐次型最小二乗法による収束を用いて演算することを特徴とする距離計測方法。
IPC (4件):
G01S 13/10
, G01C 3/06
, G01S 13/50
, G01S 13/66
前のページに戻る