特許
J-GLOBAL ID:200903020987097546

内燃機関用の燃料噴射ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040823
公開番号(公開出願番号):特開平6-002573
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 調節部材がいかなる運転状況においてもストッパから間隔をおいて位置するようにし、ひいては実際の噴射時点のための信号をいつでも得られるようにして、制御装置による噴射時点の最適化を可能にする。【構成】 調節部材37の運動が、少なくとも、噴射時点の遅め調節に相当する方向において、ストッパ52によって制限されており、該ストッパ52における調節部材37の当接を信号として認識する認識装置が設けられており、この場合信号の発生時に、調節部材37の移動調節の付加的な変化が制御されるようになっており、燃料噴射ポンプの運転時に調節部材37が、制御装置46によって、連続するポンププランジャ吐出行程時における調節部材37の偏位を可能にする間隔を、ストッパ52との間において生ぜしめるように、保たれる。
請求項(抜粋):
内燃機関用の燃料噴射ポンプであって、カム伝動装置(13,14)によって駆動される少なくとも1つのポンププランジャ(11)と、噴射時点を調節するための装置(33)とが設けられており、該装置(33)が、カム伝動装置の、噴射時点を調節するために回動可能な部分(13)と連結されている摺動可能な調節部材(37)を有しており、さらに、内燃機関の運転パラメータに関連して噴射時点を制御するための制御装置(46)が設けられていて、該制御装置(46)によって、調節部材(37)の摺動を生ぜしめることが可能であり、この場合センサ(48)が設けられていて、該センサ(48)が、実際の噴射時点を検出するために、ポンププランジャ(11)の吐出行程開始時における調節部材(37)の反作用運動に相当する値を検出して、制御信号として制御装置(46)に送信する形式のものにおいて、調節部材(37)の運動が、少なくとも、噴射時点の遅め調節に相当する方向において、ストッパ(52)によって制限されており、該ストッパ(52)における調節部材(37)の当接を信号として認識する認識装置が設けられており、この場合信号の発生時に、調節部材(37)の移動調節の付加的な変化が制御されるようになっており、燃料噴射ポンプの運転時に調節部材(37)が、制御装置(46)によって、連続するポンププランジャ吐出行程時における調節部材(37)の偏位を可能にする間隔を、ストッパ(52)との間において生ぜしめるように、保たれることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ポンプ。

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