特許
J-GLOBAL ID:200903020992111832

操舵輪用サスペンション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160247
公開番号(公開出願番号):特開平10-006726
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】車輪支持部材及びショックアブソーバを車体に連結する仮想アッパアームの長さを長くしてアライメントの向上やジオメトリ変化の抑制を可能にすると共に、ショックアブソーバへの曲げ力を回避して乗心地を確保する。【解決手段】ショックアブソーバ15上端の車体側部材への連結点U及び車輪支持部材1とショックアブソーバ15との連結点M点間の距離UMが、当該連結点U点及びショックアブソーバ15とアッパアーム6との連結点L間の距離ULより短くなるようにアッパアーム6を下方に配置することで、前記M点を車体に連結する仮想アッパアームを長くする。また、コイルスプリング16の軸線mが、前記M点及びロアアーム4の延長線とホイルセンタ面との交点Pを結ぶ直線と、アッパアーム6の延長線との交点Qを通るように配置してショックアブソーバ15への曲げ力がコイルスプリング16の反力で相殺されるようにする。
請求項(抜粋):
車両の操舵輪用サスペンション装置であって、上端が車体側部材に取付けられて車輪の上下動に伴って伸縮するショックアブソーバ部材を有し、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材には、操向装置に接続されるタイロッド部材が連結されると共に、当該車輪支持部材の下部領域が少なくとも1本以上の下部アーム又はリンク部材によって上下方向に揺動可能に且つ転舵可能に車体側部材に連結され、当該車輪支持部材の上部領域が前記ショックアブソーバ部材の下部ケース部材に上下方向に揺動可能に且つ転舵可能に連結され、当該ショックアブソーバ部材の下部ケース部材が上部アーム部材によって上下方向に揺動可能に車体側部材に連結されていて、前記ショックアブソーバ部材と車体側部材との連結点及び前記車輪支持部材とショックアブソーバ部材の下部ケース部材との連結点を結ぶ線分の長さが、当該ショックアブソーバ部材と車体側部材との連結点及び前記ショックアブソーバ部材の下部ケース部材と上部アーム部材との連結点を結ぶ線分の長さより短くなるように、各部材及び各連結点が配置されたことを特徴とする操舵輪用サスペンション装置。

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