特許
J-GLOBAL ID:200903020999677335

消費電力計算システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177486
公開番号(公開出願番号):特開平9-026456
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 CMOS集積回路の消費電力を高精度に計算するシステムを得る。【構成】 集積回路中の各素子の入力信号の立ち上がり/立ち下がり時間より、次段の素子の入力立ち上がり/立ち下がり時間を計算する手順(ステップ7)と、入力立ち上がり/立ち下がり時間より各素子の貫通電流を計算する手段(ステップ9)と、各素子の出力信号の変化の頻度を見積もる手段(ステップ3)とを備える。求められた貫通電流値と出力信号変化の頻度とを乗算することにより集積回路の消費電流、消費電力を求める(ステップ11)。各素子の出力信号の変化の頻度を見積もる手段として、集積回路の入力ピン及びフリップフロップに値を設定し、その設定値に基づいて論理シミュレーションを行い、この論理シミュレーションによって集積回路に含まれる各素子の動作来歴を求めて、各素子の出力信号の変化の頻度を見積もる手段を利用することができる。
請求項(抜粋):
半導体集積回路の消費電力を計算する消費電力計算システムにおいて、前記集積回路に含まれる各素子に対する入力信号の立ち上がり時間、立ち下がり時間より前記各素子の次段に接続される素子に対する入力信号の立ち上がり時間、立ち下がり時間を計算する手段と、各素子の入力信号の立ち上がり時間、立ち下がり時間より各素子の出力信号変化時の消費電流を計算する手段と、各素子の出力信号変化の頻度を見積もる手段とを備え、前記各素子の出力信号変化時の消費電流と各素子の出力信号変化の頻度とにより、集積回路の消費電力を計算することを特徴とする消費電力計算システム。

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