特許
J-GLOBAL ID:200903021002048305
給油ノズル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-237338
公開番号(公開出願番号):特開平10-059500
出願日: 1996年08月20日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 吐出パイプ先端からの油垂れを防止し、かつ自動閉弁機構の誤作動を防止する。【解決手段】 弁支持体17と、吐出パイプ3の吐出口3Aを開,閉する自動弁23と、負圧通路27とからなる負圧発生機構16を、吐出パイプ3の先端側に設ける構成とする。これにより、給油時に自動弁23が開弁して負圧通路27内に負圧が発生すると、燃料タンク内の空気が負圧導入管13を介さずに液面検知口26から直接的に負圧通路27内に導入されるから、燃料タンク内の空気中に混入した塵埃等によって負圧導入管13が閉塞されるのを回避できる。また、給油が停止すると自動弁23が弱ばね25によって吐出パイプ3の吐出口3Aを閉塞するから、吐出パイプ3内に残留した燃料が吐出口3Aから垂れ落ちるのを確実に防止できる。
請求項(抜粋):
内部に流路が設けられ、先端側が吐出口となったノズル本体と、該ノズル本体内に設けられ、前記流路を開,閉弁する弁体と、前記ノズル本体内に設けられ、負圧によって該弁体を自動的に閉弁する自動閉弁機構と、前記吐出口に設けられ、負圧導入管を介して該自動閉弁機構と接続された負圧発生機構とを備え、前記負圧発生機構は、前記吐出口に設けられた弁支持体と、該弁支持体に設けられ、前記弁体の開,閉に応動して前記吐出口を開,閉する自動弁と、常時は大気に開口した状態で前記弁支持体に設けられ、給油対象内の液面が上昇したとき閉塞される液面検知口と、該液面検知口と前記負圧導入管とを連通するために前記弁支持体に設けられ、途中が吸引口となって前記自動弁の近傍に開口した負圧通路とから構成してなる給油ノズル。
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