特許
J-GLOBAL ID:200903021004960680

レール用のボルト緊解機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-374886
公開番号(公開出願番号):特開2002-172566
出願日: 2000年12月08日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】1つの電動モータを駆動源として大型化を招来することなくトルク管理のできるレール用のボルト緊解機を提供する。【解決手段】ソケット4が装着される出力軸5を押し込むと、出力軸5と、電動モータの駆動力がトルク制御機を介して正回転方向に伝達される中間軸10とが直結され、入力軸9を太陽ギアとする第1遊星歯車機構11の逆回転する遊星リング15がコネクターリング23と一体的に回転して、反力受レバー29がレールに当接するまで外筒25を逆回転させて反力を受け、出力軸5が伸長して出力軸5に第2遊星リング21の逆方向の回転力が付与されることで、ボルトの締結解除を可能とし、その際遊星ギア20を支持するギア支持体19がコネクターリング23と一体にレバー29の回転が阻止されるまで正方向に回転して反力を受ける。
請求項(抜粋):
電動モータの回転をトルク制御機を介して出力する駆動部と、前記駆動部からの駆動力により、レール用のボルトを緊解のためのソケットが装着される出力軸を外筒に対して軸方向に移動可能とすると共に、前記出力軸が付勢手段により伸長する方向に常時付勢される作動部とを備え、前記作動部は、前記出力軸の前段に配置した動力伝達軸と、前記動力伝達軸の前段に配置した正方向に回転する入力軸と、前記入力軸の回転を複数の第1遊星ギアを介して前記動力伝達軸に正回転方向として伝達すると共に、前記複数の第1遊星ギアにより回転可能な第1遊星リングをコネクターリングに固定させた第1遊星歯車機構と、前記動力伝達軸の回転を複数の第2遊星ギアを介して逆方向の回転として第2遊星リングに出力すると共に、前記複数の第2遊星ギアを保持するギア保持体を前記コネクターリングに固定させた第2遊星歯車機構と、前記出力軸が伸長状態で前記遊星リングと一定的に連結される第1状態と前記出力軸が前記付勢手段の付勢力に抗して縮退した第2状態で前記動力伝達軸に一体的に連結されるクラッチ機構と、前記外筒に固定された反力受レバーと、前記第2状態で前記第1遊星歯車機構の第1遊星リングの逆方向回転で前記コネクターリングを介して前記外筒を回動させると共に、前記第1状態で前記第2遊星歯車機構の前記ギア支持体を介して前記コネクターリングを正回転方向に回転させて前記外筒を回動させる反力受機構とを有することを特徴とするレール用のボルト緊解機。
IPC (3件):
B25B 23/147 ,  B25B 21/00 ,  B25B 21/00 540
FI (3件):
B25B 23/147 ,  B25B 21/00 F ,  B25B 21/00 540 A
Fターム (6件):
3C038AA01 ,  3C038BC04 ,  3C038CA06 ,  3C038CC04 ,  3C038CD01 ,  3C038EA06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 可逆回転式動力型レンチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-283564   出願人:アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ
  • 特開昭56-062766

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