特許
J-GLOBAL ID:200903021005715566
エレベータの制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
曾我 道照
, 曾我 道治
, 池谷 豊
, 古川 秀利
, 鈴木 憲七
, 梶並 順
, 白石 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-201476
公開番号(公開出願番号):特開2004-043078
出願日: 2002年07月10日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】停電時においても乗客がかご内に閉じ込められることを防止し、且つ安価に構成できるエレベータの制御装置を得る。【解決手段】速度制御回路21Aは、かご負荷とかごの現在位置から目的階までの残距離とに応じた必要電力量が設定されたテーブルと、停電検出時に、かご負荷計測値と残距離とに基づいてテーブルから必要電力量を求め、求められた必要電力量と電力蓄積装置11の放電可能電力量との比較に基づいて走行可能か否かを判定する走行可否判定手段とを有し、エレベータ制御回路10Aは、走行不可と判定された場合に、登録された呼びをキャンセルする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
交流電源からの交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、
前記コンバータからの直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して電動機を駆動しエレベータを運転するインバータと、
前記コンバータと前記インバータとの間の直流母線間に設けられて、エレベータの回生運転時に直流母線からの直流電力を蓄積し、力行運転時に蓄積された直流電力を直流母線に供給する電力蓄積装置と、
前記電力蓄積装置の充放電状態を検出する充放電状態検出手段と、
停電を検出する停電検出手段と、
前記エレベータのかごに設置されてかご負荷を計測するかご負荷計測手段と、
前記エレベータの運行速度及びかごの現在位置を検出する速度・かご位置検出手段と、
前記充放電状態検出手段からの検出値に基づいて前記電力蓄積装置の放電可能電力量の範囲で、エレベータの速度指令と前記速度・かご位置検出手段による速度検出値に基づいて速度制御すべく前記インバータを制御する速度制御手段と、
呼びに応じた運転を行うべく前記速度制御手段を制御するエレベータ制御手段と
を備えたエレベータにおいて、
前記速度制御手段は、
かご負荷とかごの現在位置から目的階までの残距離とに応じた必要電力量が設定されたテーブルと、
前記停電検出手段による停電検出時に、前記かご負荷計測手段によるかご負荷計測値と前記速度・かご位置検出手段により検出されるかごの現在位置から算出される目的階までの残距離とに基づいて前記テーブルから必要電力量を求め、求められた必要電力量と前記電力蓄積装置の放電可能電力量との比較に基づいて走行可能か否かを判定する走行可否判定手段と
を有し、
前記エレベータ制御手段は、前記走行可否判定手段により走行不可と判定された場合に、登録された呼びをキャンセルする
ことを特徴とするエレベータの制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
3F002AA04
, 3F002CA06
, 3F002EA08
, 3F002FA05
, 3F002GA03
, 3F002GB02
, 3F304CA05
, 3F304EA06
, 3F304EA11
, 3F304EB01
, 3F304EC05
, 3F304EC06
引用特許:
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