特許
J-GLOBAL ID:200903021007226317

音声トラヒック帯域保証システム、音声トラヒック帯域保証方法、呼制御装置及びトラヒック管理装置ならびにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-157272
公開番号(公開出願番号):特開2003-348137
出願日: 2002年05月30日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】 コネクションレスネットワーク上の音声トラヒックの伝送帯域を保証する音声トラヒック帯域保証システム及び方法を提供する。【解決手段】 VoIP呼制御装置4は、VoIP端末1-1から発呼要求を受信すると、CACサーバ5へ発着IPアドレスを通知し、音声トラヒックの伝送帯域を問い合わせる。CACサーバ5は、発着IPアドレス、内部に記憶しているIPネットワークの伝送経路、及び、伝送経路における音声トラヒックに使用可能な伝送帯域及び使用中の伝送帯域を基に、当該呼への音声トラヒックへの伝送帯域の割当可否を判断する。割当が許可された場合には、使用中の伝送帯域を更新するとともに、VoIP呼制御装置4へ割当可能を通知する。VoIP呼制御装置4は、着VoIP端末1-nへの着信を行う。
請求項(抜粋):
音声による通話機能を有する端末と、前記端末の呼を制御する呼制御装置と、前記端末の音声トラヒックを管理するトラヒック管理装置とをコネクションレス型ネットワークを介して接続してなる音声トラヒック帯域保証システムにおいて、前記呼制御装置は、前記端末から着信者識別情報を受信し、発呼要求を受け付ける発呼要求受信手段と、前記発呼要求受信手段が受信した着信者識別情報で識別される着端末のアドレスを、前記発呼要求の送信元端末である発端末のアドレスと共に前記トラヒック監視装置へ通知し、当該呼の音声トラヒックへの伝送帯域の割当可否を問い合わせる割当可否問合せ手段と、前記割当可否問合せ手段による問い合わせに対応して、前記トラヒック監視装置から割当可能を受信した時、前記発端末及び着端末の呼を確立する呼確立手段と、前記発端末又は前記着端末から呼の開放の要求を受信し、呼を開放するとともに、前記トラヒック管理装置へ通知する切断通知手段とを具備し、前記トラヒック管理装置は、前記コネクションレスネットワーク内の伝送経路を記憶する第1の記憶手段と、伝送経路に対して音声トラヒックに使用可能な伝送帯域及び使用中の伝送帯域を記憶する第2の記憶手段と、前記呼制御装置から発端末及び着端末のアドレスを受信し、前記第1の記憶手段を基に音声トラヒックの伝送経路を算出する伝送経路算出手段と、前記伝送経路算出手段が算出した伝送経路及び前記第2の記憶手段を基に当該呼の音声トラヒックへの伝送帯域の割当可否を判断する割当可否判断手段と、前記割当可否判断手段が割当可能と判断した場合は、前記第2の記憶手段内に記憶している使用中の伝送帯域に当該呼が使用する音声トラヒックの伝送帯域を加算して書き込むとともに、前記呼制御装置へ割当可能を通知する割当可否通知手段と、前記呼制御装置から切断の通知を受信し、前記第2の記憶手段内に記憶している使用中の伝送帯域から当該呼が使用していた音声トラヒックの伝送帯域を減算して書き込む伝送帯域書込手段と、を備えることを特徴とする音声トラヒック帯域保証システム。
IPC (2件):
H04L 12/56 200 ,  H04L 12/56 230
FI (2件):
H04L 12/56 200 A ,  H04L 12/56 230 Z
Fターム (6件):
5K030HB01 ,  5K030HD03 ,  5K030JT01 ,  5K030LB01 ,  5K030LB18 ,  5K030MB09
引用特許:
審査官引用 (1件)

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