特許
J-GLOBAL ID:200903021008326250

溶融炭酸塩型燃料電池用電極の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167415
公開番号(公開出願番号):特開平6-349499
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 NiOの炭酸塩中への溶出が防止できる耐溶解性の高いカソード電極を製造する。【構成】 Ni粉1に酸化鉄又はコバルト酸化物2の粉を混合工程Iで添加する。水3、結合剤4、可塑剤5、分散剤6を添加して混合する。次に、スラリー7としてテープ成形工程IIでテープ状に成形する。しかる後、これを弱還元雰囲気で焼成し、焼成処理でNi表面に酸化鉄又はコバルト酸化物2を固溶拡散させて、Ni表面を酸化物で包むようにする。製造された電極8が電池内で酸化してNiOになっても、表面の酸化皮膜によりNiOの溶出が抑制される。
請求項(抜粋):
Ni粉に、酸化鉄又はコバルト酸化物の粉を少量添加して混合し、更に、水、結合剤、可塑剤、分散剤の適量を添加してスラリーとし、該スラリーをテープ状に成形した後、弱還元雰囲気中で900〜1050°C、10〜30分の焼成条件にて焼成して多孔質のカソード電極を製造することを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池用電極の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/86
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-253562
  • 特開平3-238764
  • 特開平1-112665

前のページに戻る