特許
J-GLOBAL ID:200903021009327285

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-076563
公開番号(公開出願番号):特開2000-161809
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機へのガスインジェクションによる暖房能力の向上と、圧縮機へのオイル戻り性の向上とを両立させる。【解決手段】 少なくとも暖房モード時に冷媒を凝縮させて空気を加熱する室内凝縮器12を有し、この室内凝縮器12通過後の高圧冷媒の一部をバイパスさせて第1減圧装置26により中間圧に減圧し、室内凝縮器12通過後の残余の高圧冷媒と第1減圧装置26通過後の中間圧冷媒とを冷媒-冷媒熱交換器23により熱交換させ、この熱交換によりガス化した中間圧ガス冷媒を圧縮機22にガスインジェクションする。冷媒-冷媒熱交換器23通過後の高圧冷媒は第2減圧装置27→室外熱交換器24→アキュームレータ25→圧縮機22に吸入させる。
請求項(抜粋):
一端に空気の吸入口(3、4、5)を有し、他端側に室内への吹出口(8、9、10)を有する空調通路(2)と、前記空調通路(2)に空気を送風する送風機(7)と、圧縮した冷媒を吐出する吐出ポート(22a)、冷凍サイクル低圧側の冷媒を吸入する吸入ポート(22b)、および冷凍サイクル中間圧側のガス冷媒を導入するガスインジェクションポート(22c)を有する圧縮機(22)と、前記空調通路(2)内に設置され、前記圧縮機(22)の吐出ポート(22a)から吐出された高圧のガス冷媒が流入して空気を加熱する凝縮器(12)と、前記空調通路(2)内で、前記凝縮器(12)の上流側に設置され、冷凍サイクル低圧側の気液2相冷媒が流入して空気を冷却する蒸発器(11)と、前記凝縮器(12)通過後の高圧冷媒の一部をバイパスさせ、この一部の高圧冷媒を暖房モード時に中間圧に減圧する第1減圧装置(26)と、前記凝縮器(12)通過後の残余の高圧冷媒と前記第1減圧装置(26)通過後の中間圧冷媒とを熱交換する冷媒-冷媒熱交換器(23)と、前記冷媒-冷媒熱交換器(23)にて冷却された高圧冷媒を前記暖房モード時に低圧まで減圧する第2減圧装置(27)と、前記暖房モード時に前記第2減圧装置(27)通過後の低圧冷媒と外気とを熱交換するとともに、冷房モード時には前記圧縮機(22)からの高圧ガス冷媒と外気とを熱交換する室外熱交換器(24)と、前記蒸発器(11)の入口側に設置され、前記冷房モード時に前記蒸発器(11)への流入冷媒を低圧まで減圧する第3減圧装置(29)と、前記暖房モード時に前記室外熱交換器(24)を通過した低圧冷媒の気液を分離し、また前記冷房モード時には前記蒸発器(11)を通過した低圧冷媒の気液を分離して、オイルが溶け込んだ液冷媒と低圧ガス冷媒とを前記吸入ポート(22b)に向けて流出させるアキュームレータ(25)とを備え、前記暖房モード時に前記冷媒-冷媒熱交換器(23)における熱交換によりガス化した中間圧ガス冷媒を前記ガスインジェクションポート(22c)に導入することを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 311 ,  B60H 1/32 621
FI (2件):
F25B 13/00 311 ,  B60H 1/32 621 B
Fターム (11件):
3L092BA03 ,  3L092BA05 ,  3L092BA08 ,  3L092BA18 ,  3L092DA01 ,  3L092DA02 ,  3L092DA03 ,  3L092EA20 ,  3L092FA23 ,  3L092FA26 ,  3L092FA27

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