特許
J-GLOBAL ID:200903021012259924
超電導コイル
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
小谷 悦司
, 伊藤 孝夫
, 樋口 次郎
, 村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-206935
公開番号(公開出願番号):特開2009-043912
出願日: 2007年08月08日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】超電導特性の低下を抑えつつ、臨界電流を増大させることが可能な超電導コイルを提供する。【解決手段】この超電導コイル1は、2つのコイル体1A,1Bと、これらのコイル体1A,1Bを電気的に接続する電極ユニット6とを備えている。各コイル体1A(1B)は、2枚のテープ状の超電導線材31,32(33,34)と、これらの超電導線材31,32(33,34)を、厚さ方向に重ねた状態でかつその重ねた順序のまま同心円状に巻回するための巻枠2とを含み、電極ユニット6は、2つの電極部61,62を含んでいる。そして、上部コイル体1Aの外側の超電導線材31の端部と下部コイル体1Bの内側の超電導線材34の端部とが、第1電極部61にそれぞれ導通可能に固着されており、上部コイル体1Aの内側の超電導線材32の端部と下部コイル体1Bの外側の超電導線材33の端部とが、第2電極部62にそれぞれ導通可能に固着されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
第1のコイル体と、この第1のコイル体の軸方向側に隣接する第2のコイル体と、これら第1のコイル体および第2のコイル体を電気的に接続する接続手段とを備えた超電導コイルであって、
前記第1のコイル体および第2のコイル体は、それぞれ、
前記接続手段に接続される所定数のテープ状の超電導線材と、
これらの超電導線材を、当該超電導線材の厚さ方向に重ねた状態で、かつその重ねた順序のまま同心円状に巻回するための巻枠とを含み、
前記接続手段は、前記コイル体を構成する超電導線材の数に等しい所定数の電極部を含み、
nを前記超電導線材の数以下の任意の正の整数とする場合に、前記第1のコイル体の径方向外側からn番目に配される超電導線材の端部と、前記第2のコイル体の径方向内側からn番目に配される超電導線材の端部とが、前記コイル体の軸方向に並んだ状態で、共通の前記電極部に各々導通可能に固着され、
かつ、前記電極部を挟む前記第1のコイル体の超電導線材と前記第2のコイル体の超電導線材とが互いに逆向きに前記巻枠に巻回されていることを特徴とする超電導コイル。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (7件)
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