特許
J-GLOBAL ID:200903021012994551

フレグランス先駆化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-158193
公開番号(公開出願番号):特開2002-020783
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 光により活性化され、開裂して、揮発性の芳香性ラクトン化合物または芳香性ケトン化合物を放出する、特にゆっくりと放出する、アルカリ性環境で安定であって、高度の永続性を備えた非揮発性フレグランス先駆化合物を提供すること。【解決手段】 本発明は、式II:で表わされる芳香性ケトンおよび式III:で表わされる芳香性ラクトンのフレグランス先駆化合物であって、式I:で表わされるフレグランス先駆化合物に関する(上記各式中、置換基はそれぞれ、請求項1に定義されているとおりである)。これらのフレグランス先駆化合物は、香料分野で、特に精香料及び機能性の香料に有用である。
請求項(抜粋):
式II:で表わされる芳香性ケトンおよび式III:(炭素原子を20個以上は含まない)で表わされる芳香性ラクトンのフレグランス先駆化合物であって、式I(点線は、環状アセタール中の一又は二の任意の二重結合を表す)で表わされるフレグランス先駆化合物(上記各式において、R1〜R5は独立して、H、-NO2、直鎖状または分枝鎖状C1〜C6-アルキル、C1〜C6-アルケニル、C1〜C6-アルキニルまたはC1〜C4-アルコキシを表わし、R1とR2、R2とR3、R3とR4およびR4とR5とは一体になって、1個または2個の脂肪族または芳香族環を形成していてもよく、これらの環は任意により直鎖状または分枝鎖状C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルケニルまたはC1〜C4-アルキニル残基を含有していてもよく、また上記環および残基は、1個または2個以上の酸素原子を含有していてもよく、R6およびR7は独立して、H、直鎖状または分枝鎖状C1〜C6-アルキル、C1〜C6-アルケニルまたはC1〜C6-アルキニルであり、またR6またはR7は、R1またはR5のいずれかとともに、任意により脂肪族残基により置換されていてもよい炭素環状環を形成していてもよく、nは0または1であり、R8からR15は独立して、H、分枝鎖状または直鎖状C1〜C15-アルキル、C1〜C15-アルケニル、C1〜C15-アルキニルまたはC1〜C4-アルコキシであって、それらは一体となって一または二以上の脂肪族または芳香族環を形成していてもよく、これらの環は任意に分枝鎖状または直鎖状のC1〜C10-アルキル、C1〜C10-アルケニル、C1〜C10-アルキニル残基を含んでいてもよく、かつ、上記環は一または二以上の酸素原子を含んでいてもよい)。
IPC (4件):
C11B 9/00 ,  C07D307/20 ,  C07D307/94 ,  C07D309/12
FI (4件):
C11B 9/00 X ,  C07D307/20 ,  C07D307/94 ,  C07D309/12
Fターム (15件):
4C037DA05 ,  4C037WA02 ,  4C062AA18 ,  4H059BA17 ,  4H059BA50 ,  4H059BB13 ,  4H059BB14 ,  4H059BB15 ,  4H059BB18 ,  4H059BB19 ,  4H059BB22 ,  4H059BB44 ,  4H059BB45 ,  4H059DA09 ,  4H059EA31
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • テープ貼り付け装置及びテープ貼り付け方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-266966   出願人:キヤノン株式会社
  • 新規ケトン類
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-249688   出願人:ジボーダンルール(アンテルナシヨナル)ソシエテアノニム
  • β-ケトエステル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-298645   出願人:ジボーダン-ルール(アンテルナシヨナル)ソシエテアノニム
引用文献:
審査官引用 (6件)
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