特許
J-GLOBAL ID:200903021015993645

建造物等の絶縁防水構造とこれに使用するアスファルト防水ト-チ工法用絶縁材。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大内 康一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-036147
公開番号(公開出願番号):特開2000-234421
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】ト-チ工法によるアスファルト防水構造の構築において、高熱の熔融アスファルトの塗布という極めて過酷な作業を軽減するとともに、躯体側からのアルカリ分、蒸散水分による不都合を排除し、しかも防水性能は従来の熱工法による場合と変わらない防水構造の実現。【解決手段】コンクリ-ト下地面とこれに貼着されるアスファルト防水層と、これらの間に敷設される絶縁手段とを具え、前記絶縁手段は、多数の貫通孔部が形成された基材と、この基材の一側面に形成された第1改質アスファルト塗覆面と、基材の他側面に形成された第2改質アスファルト塗覆面とを具え、前記第2改質アスファルト塗覆面の表面の前記貫通孔部を除く部分にはアスファルト防水層とコンクリ-ト下地面との接着を防止するとともにコンクリ-ト下地面よりのアルカリ成分の浸透を減殺するための絶縁するための遮断膜を付設してなる建造物等の絶縁防水構造。
請求項(抜粋):
建造物の屋上その他のコンクリ-ト下地面における絶縁防水構造であって、コンクリ-ト下地面上に貼着されるアスファルト防水層と、前記コンクリ-ト下地面とアスファルト防水層下面との間に形成されて、前記アスファルト防水層とコンクリ-ト下地面とを不連続に接合してコンクリ-ト下地面からの水蒸気等の流体成分を脱気手段を介して排出させるとともにコンクリ-ト下地面よりのアルカリ成分の浸透を減殺するための絶縁手段とを具え、前記絶縁手段は、多数の貫通孔部が形成された基材と、この基材の一側面に形成された第1改質アスファルト塗覆面と、基材の他側面に形成された第2改質アスファルト塗覆面とを具え、前記第2改質アスファルト塗覆面の表面の前記貫通孔部を除く部分にはアスファルト防水層とコンクリ-ト下地面との接着を防止するとともにコンクリ-ト下地面よりのアルカリ成分の浸透を減殺するための絶縁するための遮断膜を付設し、該遮断膜は融点が摂氏170度以上である樹脂で形成したことを特徴とする建造物等の絶縁防水構造。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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