特許
J-GLOBAL ID:200903021019779427

静電式インクジェット用油性インク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-261060
公開番号(公開出願番号):特開2001-139860
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】インクの吐出安定性、鮮明な画像形成性及び画像強度に優れ、鮮明な画像の印刷物を多数枚印刷可能とする印刷版を形成し得る静電式インクジェット油性インクを得る。【解決手段】電気抵抗109Ω・cm以上かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、非水溶媒に可溶であって重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)及びフッ素原子及び/又はケイ素原子含有の置換基を有する繰り返し単位からなる重合体の主鎖の一方の末端にのみ重合性二重結合基を結合して成る重量平均分子量が2×104 以下である一官能性マクロモノマー(MM)並びに主鎖の一部分が架橋されており、上記非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂(P)を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子を少なくとも分散して成る静電式インクジェット用油性インクを得る。
請求項(抜粋):
電気抵抗109Ω・cm以上かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、少なくとも樹脂粒子を分散して成る静電式インクジェット用油性インクにおいて、上記分散された樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)の少なくとも一種、フッ素原子及び/又はケイ素原子含有の置換基を有する繰り返し単位からなる重合体の主鎖の一方の末端にのみ下記一般式(MI)で示される重合性二重結合基を結合して成る質量平均分子量が2×104 以下である、単量体(A)と共重合可能な一官能性マクロモノマー(MM)の少なくとも一種、及び下記一般式(III)で示される成分を少なくとも含有する重合体であり、その重合体の主鎖の一部分が架橋されており、上記非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂(P)の少なくとも一種を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子であることを特徴とする静電式インクジェット用油性インク。【化1】式(MI)中、J1は-COO-、-OCO-、-(CH2)dCOO-、-(CH2)dOCO-、-O-、-SO2-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-CON(K1)-、-SO2N(K1)-、またはフェニレン基を表す(ここでK1は水素原子または炭素数1〜22のアルキル基を示し、dは1〜4の整数を示す)。m1およびm2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-K2、または炭化水素基を介した-COO-K2を表す(ここでK2は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。【化2】一般式(III)中、V0 は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-又は【化3】(ここでXは単なる結合、-O-、-OCO-又は-COO-を表す)を表す。rは1〜12の整数を表す。Lは、炭素数8〜32のアルキル基または炭素数8〜32のアルケニル基を表す。b1およびb2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-D1 、または炭化水素基を介した-COO-D1 を表す(ここでD1 は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。
IPC (3件):
C09D 11/00 ,  B41J 2/01 ,  B41M 5/00
FI (3件):
C09D 11/00 ,  B41M 5/00 E ,  B41J 3/04 101 Y

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