特許
J-GLOBAL ID:200903021020375518

樹脂製管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-133666
公開番号(公開出願番号):特開2001-317679
出願日: 2000年05月02日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 高いシール性が確保され、管締付用部材の螺合をスムーズに行うことができ、増し締めを必要とすることなく、チューブ抜け及び液漏れを防止できる樹脂製管継手を提供する。【解決手段】 環状部材12の貫通孔の端部に形成された面取り部12aがフレア部11aに圧接し、フレア部11aが継手本体11の傾斜部11aに圧接し、延出部12bは、開口部13bと管10の外周との間の間隙に挿通されており、フレア部11aの肉厚は、管10の直線部の肉厚より大きく、管10と管締付用部材13とが直接当接した部分がない。このことにより、締め付け力を、フレア部11aに集中でき、かつフレア部11aの肉厚寸法を大きくしているので、極めて高い引抜け強度が得られ、管締付用部材13の締め付けを完了すれば、管締付用部材13の増し締めは不要となる。
請求項(抜粋):
継手本体の貫通孔に装入された管が、継手本体に固定されている樹脂製管継手であって、管の端部にはテーパ状のフレア部が形成され、継手本体の貫通孔は拡径部と、拡径部より径の小さい縮径部とを有し、拡径部と縮径部との段差部には管のフレア部と当接可能な傾斜部が形成され、管はフレア部が傾斜部に当接するように拡径部内に装入され、拡径部の内周面には環状部材が挿着され、かつ管が環状部材の貫通孔を挿通することにより、環状部材は前記管の外側に配置されており、管締付用部材の内周面のねじ部と継手本体の外周部のねじ部とが螺合することにより、管締付用部材が環状部材を押圧し、環状部材の貫通孔の端部に形成されたテーパ状の面取り部が管のフレア部に圧接し、かつ管のフレア部が継手本体の傾斜部に圧接し、環状部材の面取り部と反対側に、環状部材と一体の延出部が形成され、延出部は管締付用部材の開口部と前記管の外周との間の間隙に挿通されており、管のフレア部の肉厚は、管の直線部の肉厚より大きく、かつ管と管締付用部材とが直接当接した部分がなく管締付用部材による締め付け後の増し締めを必要としないことを特徴とする樹脂製管継手。
Fターム (1件):
3H019JA00

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