特許
J-GLOBAL ID:200903021021369848

自動変速機のクラッチツウクラッチ変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110167
公開番号(公開出願番号):特開平5-306760
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 クラッチツウクラッチ変速の解放側油圧と係合側油圧を入力トルクの変化や各種ばらつき等の如何に拘らず、常に適正の関係に調圧維持し、良好な変速特性を得ると共に、エンジンの噴き上りを確実に防止する。【構成】 解放側のブレーキB3 の解放圧を、係合側のブレーキB2 の係合圧に対して逆比例関係となるように調圧する。この場合、トルク相の終了時点において確実にブレーキB2 のトルク容量が伝達すべきトルク容量を上回ると共にブレーキB3 のトルク容量が0となるようにするべく、トルク相の終了付近においてはできる限りこの関係式をそのまま適用し、且つ、トルク相の初期においては、解放側のブレーキB3 が早期に滑り出したりすることがないように解放側ブレーキB2 の解放圧についてはこの関係によって設定される解放圧よりも高めに設定し(余裕率を多く設定し)エンジンの噴き上りを防止する。
請求項(抜粋):
摩擦係合要素の解放及び係合によりクラッチツウクラッチ変速を実行する自動変速機のクラッチツウクラッチの変速制御装置において、前記変速の進行状態を求める手段と、変速のトルク相中に解放側摩擦係合要素の解放油圧を係合側摩擦係合要素の係合油圧に応じて該係合油圧の増大に伴い所定の減少割合で減少する関係に調圧する手段と、変速の進行状態に応じて、前記解放油圧を、前記関係によって設定される解放油圧よりもトルク相の初期に高目となるように補正する手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機のクラッチツウクラッチ変速制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-199049

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