特許
J-GLOBAL ID:200903021024447262

駆動力補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 正澄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271424
公開番号(公開出願番号):特開平9-109983
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【目的】 電力系及び制御系を含めたモータ駆動系から最終的にモータに出力される電力供給状態を監視し、異常なモータ出力制御から障害を判別して対処するとともに、検出された人力駆動力に応じた補助出力を得られるように、供給電流を制御し、補助出力を決定する演算やテーブル参照を不要とし、安全性の向上と低コスト化が可能な駆動力補助装置を提供すること。【構成】 搭載した補助走行用モータ(7)により人力を補助する電気自転車(1)の補助駆動装置(11)において、モータへの電力供給状態を監視し、供給が意図した通りに行われない場合や、人力の変動入力に拘らず供給状態が継続した場合には、何らかの障害が発生したとして供給電力を遮断する構成を備えた。また、モータへの電力供給状態からモータ出力トルクを判別し、該モータ出力トルクと、検出した人力から設定された必要なモータ出力トルクとを比較してモータ出力動作を制御する構成を備えた。
請求項(抜粋):
運転者の人力駆動力により駆動される走行装置に設けられ、且つ、人力駆動力を検出する人力検出手段と、走行速度を検出する速度検出手段と、両検出手段からの検出値に基づいて補助駆動力を出力する補助駆動手段とを備え、前記補助駆動力を人力駆動力に合成する駆動力補助装置において、前記補助駆動手段は、バッテリからモータに至るモータ給電経路中の任意箇所において電力を検出する電力検出手段と、前記電力検出値が規定値を越えた場合に前記補助駆動手段による補助駆動力を制限する異常時制御手段と、を有することを特徴とする駆動力補助装置。

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