特許
J-GLOBAL ID:200903021030675757
特徴画像データの抽出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-328997
公開番号(公開出願番号):特開平5-165120
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 カラー原画像から人物の顔のデータ等の特徴画像データのみを高い確度で自動的に抽出することができる特徴画像データ抽出方法を提供すること。【構成】 原画像を多数個に分割して測光し、測光したデータを色相値H、彩度値Sに変換し、HSの2次元ヒストグラムを作成する(100〜104)。2次元ヒストグラムの頂上を検出し、2次元ヒストグラムから特徴平面によって1つの頂上のみを含む小山を切断する(106)。原画像の各画素が分割された小山のどれに属するかを判断して画素を分割された山に対応する群に分け、原画像上において統合対象画素を各小山の類似性及び距離に基づいて対応する群に統合し、各々の群毎に画像を分割し、候補領域を抽出する(108)。候補領域の輪郭、内部構造、近傍領域の形状等から人物の顔か否か判断し、人物の顔と判断された領域の測光データを出力する(110)。
請求項(抜粋):
カラー原画像を多数画素に分割して各画素を赤光、緑光及び青光の3色に分解して測光し、測光により得られたデータに基づいて色相値及び彩度値についての2次元ヒストグラムを求め、求めた2次元ヒストグラムの各山について、2次元ヒストグラムの色相値軸及び彩度値軸を含む座標平面に平行でかつ1つの山の頂上のみが対応する最大面積断面を含む特徴平面で頂上毎の小山に分割し、カラー原画像の各画素が前記小山のどれに含まれるかを判断して各画素を各々の小山に対応する群に分類し、色相値及び彩度値の大きさに基づいて各々の小山に含まれる少なくとも1つの画素と前記小山に含まれない画素との類似度を小山毎に求め、求めた類似度が高い小山に対応する群に前記小山に含まれない各画素を統合し、統合された群毎にカラー原画像を分割し、分割された領域の少なくとも1つを選択して選択された領域のデータを特徴画像データとして抽出する、特徴画像データの抽出方法。
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