特許
J-GLOBAL ID:200903021033310091

波の力で動く波力ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279678
公開番号(公開出願番号):特開平8-105374
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】海洋上で装置が大型化するにつれて、フロートの揺動によりチェーンの過大な張力が作用する波力ポンプにおいて、機構上安全な装置を作るためには、シリンダーを動揺させる機構すなわち、ジョイントリングの曲げ及びねじりモーメント等を、軽減するように構成する事が第一条件となる。【構成】そのためにはシリンダー内に水が出入りするノズルにU字管を接続し、このU字管の他方一端をシリンダーの上部に配置すると共に、このU字管の口が外両側から内側を向くように配置する。この中にジョイントリングを挟み込むような構成にする事でジョイントリングのリング管の両管間の面間寸法を小さくする事により、支持間隔がいちじるしく小さくなる事で、これらの曲げモーメントやねじりモーメントが小さくなるばかりでなく、流体の慣性力や管抵抗等も著しく小さくなる。
請求項(抜粋):
波により揺動するフロート(17)と、水中で動揺自在のシリンダー(1)と、その中に配置されるピストン(12)を備え、前記シリンダー(1)の上部両側と、前記シリンダーを動揺させるためのジョイントリング(8)の外方向に突き出したノズル(9)を、U字管で接続することを特長として、波力により揺動したフロート(17)の動力が、チェーン(18)、ピストンロッド(3)を介して、水中に設けられた動揺自在のシリンダー内のピストン(12に伝えられ、シリンダー内の水が、シリンダー(1)の上部両側に接続したU字管を介して、これと回転自在のジョイントリング(8)の端部より出入りすることの出来る波の力で動く波力ポンプ。

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