特許
J-GLOBAL ID:200903021036290059
沸騰冷却装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
猪股 祥晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-336237
公開番号(公開出願番号):特開2003-139476
出願日: 2001年11月01日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】沸騰部において熱抵抗を増大させることなく、また筐体強度や耐圧強度を低下させることもなく、沸騰部における冷却能力を向上させる沸騰冷却装置を提供する。【解決手段】外壁に冷却体が取り付けられ中空の内部に液冷媒を貯留する沸騰部と、この沸騰部で前記被冷却体からの熱を受けて蒸発した冷媒蒸気を外部ヒートシンクとの熱交換によって凝縮液化させ放熱を行う凝縮部とを備えた沸騰冷却装置において、被冷却体が取り付けられる沸騰部の貯留されている液冷媒と接触する内壁側の沸騰面に、前記液冷媒の物性値の表面張力σ[N/m]と質量密度ρl[kg/m3]を用いて、d0=1.034(σ/ρ1)1/2によって算出される等価直径d0[m]と同程度の粒径を最も多く有する粒度の研磨材を用いてグリットブラスト処理を施しているので、沸騰冷却装置は沸騰時に伝熱面上で生成される気泡核が最も効率よく離脱・生成を繰り返すことができる面性状を有しており、小さな壁面過熱度で被冷却体を除熱することができる。
請求項(抜粋):
外壁に冷却体が取り付けられ中空の内部に液冷媒を貯留する沸騰部と、この沸騰部で前記被冷却体からの熱を受けて蒸発した冷媒蒸気を外部ヒートシンクとの熱交換によって凝縮液化させ放熱を行う凝縮部とを備えた沸騰冷却装置において、被冷却体が取り付けられる沸騰部の貯留されている液冷媒と接触する内壁側の沸騰面に、前記液冷媒の物性値の表面張力σ[N/m]と質量密度ρl[kg/m3]を用いて、d0=1.034(σ/ρ1)1/2によって算出される等価直径d0[m]と同程度の粒径を最も多く有する粒度の研磨材を用いてグリットブラスト処理を施したことを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (4件):
F28D 15/02 101
, F28D 15/02
, B24C 1/04
, H01L 23/427
FI (4件):
F28D 15/02 101 G
, F28D 15/02 M
, B24C 1/04 F
, H01L 23/46 A
Fターム (3件):
5F036AA01
, 5F036BA08
, 5F036BB54
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