特許
J-GLOBAL ID:200903021043700637
溶接部靭性に優れた低温用低降伏比鋼材の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-102277
公開番号(公開出願番号):特開2005-281842
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 溶接部靭性に優れた低温用低降伏比鋼材の製造方法を提供する。 【解決手段】 C:0.05〜0.12%、Si:0.50%以下、Mn:0.8〜1.8%、P:0.015%以下、S:0.0050%以下、Al:0.005〜0.06%、Ti:0.007〜0.02%、N:0.0030〜0.0070%、Ca:0.0005〜0.0030%を含有し、かつCa、S、OをACRが0超1未満を満足するように含有した鋼素材を、1050〜1200°Cに加熱後、950°C以上の温度域における累積圧下率が30%以上、かつ、900°C未満の温度域における累積圧下率が30%以上となる熱間圧延を施し、熱間圧延終了温度から10°C/s未満の冷却速度で750°C未満600°C以上の前段冷却停止温度までの冷却し、ついで前段冷却停止温度から10°C/s以上の冷却速度で600°C未満の冷却停止温度まで冷却する、二段階冷却を施す。これにより、母材靭性および溶接部靭性に優れ、低降伏比の低温用低降伏比鋼材が得られる。なお、さらに、B、Nb、V、Cu、Ni、Cr、Mo、Wから選ばれる少なくとも1種または2種以上を含有してもよい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
mass%で、
C:0.05〜0.12%、 Si: 0.5%以下、
Mn:0.8〜1.8%、 P:0.015%以下、
S:0.005%以下、 Al:0.005〜0.06%、
Ti:0.007〜0.02%、 N:0.0030〜0.0070%、
Ca:0.0005〜0.0030%、 O:0.0040%以下
を含み、さらにS、Ca、Oを下記(1)式の関係を満たすように含有する組成の鋼素材を、1050〜1200°Cに加熱した後、950°C以上の温度域における累積圧下率が30%以上でかつ、900°C未満の温度域における累積圧下率が30%以上とする熱間圧延を施し、熱間圧延終了後、10°C/s未満の冷却速度で、750°C未満600°C以上の前段冷却停止温度まで冷却する前段冷却と、ついで前記前段冷却停止温度から10°C/s以上の冷却速度で600°C未満の後段冷却停止温度まで冷却する後段冷却とを施すことを特徴とする溶接部靭性に優れた低温用低降伏比鋼材の製造方法。
記
0 <{Ca-(0.18+130×Ca)×O}/(1.25/S) < 1 ......... (1)
ここで、Ca、O、S:各元素の含有量(mass%)
IPC (4件):
C21D8/02
, C22C38/00
, C22C38/14
, C22C38/58
FI (4件):
C21D8/02 B
, C22C38/00 301B
, C22C38/14
, C22C38/58
Fターム (27件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032BA01
, 4K032CA02
, 4K032CB02
, 4K032CC02
, 4K032CD01
, 4K032CD02
, 4K032CD03
引用特許:
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