特許
J-GLOBAL ID:200903021044733326

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110964
公開番号(公開出願番号):特開平7-322681
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 ブラシレスモータをPWM制御しながら駆動するために、ロータの回転位置を巻線の端子電圧から波形合成により認識して転流タイミング情報を持つ認識波形を形成し、この認識波形に基づいて巻線に通電するための通電信号を形成するインバータ装置において、非通電期間にある巻線の誘起電圧により発生する電流によりブレーキトルクが作用したり、電流が直流電源回路を迂回して流れたりすることをなくす。【構成】 マイクロコンピュータ41はコンパレータ18〜20により巻線15u,15v,15wの端子電圧と基準電圧V0 との比較結果により、非通電期間にある巻線の誘起電圧が正負いずれにあるかを検出し、正の場合にはPWM信号P1 のオンオフモードにより正側のトランジスタ7,9,11をオンオフ制御し、負の場合にはPWM信号P1 のオンオフモードにより負側のトランジスタ8,10,12をオンオフ制御する。これにより、誘起電圧によりブレーキトルクを発生するような電流が流れたり、平滑用コンデンサ4bを迂回する電流が流れたりすることを防止できる。
請求項(抜粋):
モータが有する複数相の巻線に順次通電するための、正側直流電源線と巻線の端子との間に接続された並列にダイオードを有する複数の正側スイッチング素子及び負側直流電源線と巻線の端子との間に接続された並列にダイオードを有する複数の負側スイッチング素子からなるスイッチング回路と、前記モータが有するロータの位置情報を得る位置検出手段と、前記位置情報に基づいて転流タイミングを決定し、その転流タイミングに対応した通電信号を得る通電信号形成手段と、パルス幅変調信号を得るパルス幅変調回路と、前記通電信号及びパルス幅変調信号に基づいて前記スイッチング素子を駆動する駆動手段とを具備したインバータ装置において、前記複数相の巻線に発生する誘起電圧の正負を判定する正負判定手段を設け、前記駆動手段は、前記パルス幅変調信号のオンオフモードによりオンオフ制御するスイッチング素子を前記正側スイッチング素子及び負側スイッチング素子のうちから前記正負判定手段の判定結果により選択する構成であることを特徴とするインバータ装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  H02P 6/12
FI (2件):
H02P 6/02 371 S ,  H02P 6/02 341 P

前のページに戻る