特許
J-GLOBAL ID:200903021046638487

脱臭装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-343357
公開番号(公開出願番号):特開平5-168849
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【構成】 充填層が悪臭ガスの上流側に配された上流側充填層4Aと下流側に配された下流側充填層4Bとからなり、この上流側充填層4Aの微生物固定化担体がpH2〜3の酸性溶液中で耐変質性を有する材質よりなり、一方下流側充填層4Bの微生物固定化担体が、臭気成分の微生物分解によって生成される酸を中和するpH緩衝能力を有するアルカリ土類金属を含有する化合物を少なくとも担体表面に有してなることを特徴とする脱臭装置。【効果】 従来の脱臭装置の場合に比し、悪臭ガス中の臭気成分を長時間にわたって分解除去し得、又、その分解除去効率を向上し得、より完全な脱臭処理をし得るようになり、更には、微生物固定化担体の寿命を向上し得るようになる。
請求項(抜粋):
微生物固定化担体を充填した充填層に悪臭ガスをガス流入口から供給し、前記担体に付着した微生物により臭気成分を分解して脱臭処理し、脱臭処理後のガスをガス流出口から排出する脱臭装置において、前記充填層が悪臭ガスの上流側に配された上流側充填層と下流側に配された下流側充填層とからなると共に、この上流側充填層の微生物固定化担体がpH2〜3の酸性溶液中で耐変質性を有する材質よりなり、一方下流側充填層の微生物固定化担体が、臭気成分の微生物分解によって生成される酸を中和するpH緩衝能力を有するアルカリ土類金属を含有する化合物を少なくとも担体表面に有してなることを特徴とする脱臭装置。

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