特許
J-GLOBAL ID:200903021047304663

電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物および絶縁電気電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-257486
公開番号(公開出願番号):特開平10-081728
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 低粘度であるため電気電子部品の封止時に部品細部まで充分に回り込ませることができる上、耐熱性、耐加水分解性(耐湿熱性)および防湿性にすぐれた柔軟な硬化物を与えることができるので、過酷な条件下においても長期間にわたって硬度変化および絶縁性の低下が抑制され、従って電気電子部品の信頼性ある保護を図ることができるウレタン系硬化性組成物、およびその組成物の硬化物で防湿処理された絶縁電気電子部品を提供することを目的とする。【解決手段】 ポリオール成分として、OH基含有液状イソプレン水素化物(X)と、脂肪酸単位(A) と多価アルコール単位(B) とで構成されたヨウ素価50以下の常温で液状のポリエステルポリオール(Y) とを併用する。このポリエステルポリオール(Y) の脂肪酸単位(A) の少なくとも一部は、2量体以上のオキシ脂肪酸オリゴマー単位(a) からなる。このウレタン系硬化性組成物の硬化物で電気電子部品を防湿処理する。
請求項(抜粋):
ポリオール成分とポリイソシアネート成分とからなる組成物であって、そのポリオール成分が、OH基含有液状イソプレン水素化物(X) と、脂肪酸単位(A) と多価アルコール単位(B) とで構成されたヨウ素価50以下の常温で液状のポリエステルポリオール(Y) とからなると共に、前記ポリエステルポリオール(Y) の脂肪酸単位(A) の少なくとも一部が、OH基を有する脂肪酸同士またはOH基を有する脂肪酸とOH基を有しない脂肪酸とが縮合した2量体以上のオキシ脂肪酸オリゴマー単位(a) からなることを特徴とする電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物。
IPC (2件):
C08G 18/42 NDW ,  C08G 18/62 NEN
FI (2件):
C08G 18/42 NDW ,  C08G 18/62 NEN

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