特許
J-GLOBAL ID:200903021049229847

積層セラミック部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 法明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276606
公開番号(公開出願番号):特開平9-097733
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 従来の積層セラミック部品の製造方法においては、焼成の初期に、保護層と誘電体層との間に収縮差が生じ、デラミネーションを生じることがあった。また、焼成の後期に、誘電体層の収縮が終了しているのに保護層の収縮が続き、誘電体層がこの保護層の収縮に引きずられて更に収縮させられ、積層セラミック部品は、平面方向で収縮し、厚み方向で膨張して、内部歪みの有る半田耐熱性の悪い製品になってしまうことがあった。【解決手段】 この発明に係る積層セラミック部品の製造方法は、内部セラミック層用のグリーンシートと導電体層用の導電性ペースト膜とが交互に積層され、最外層に一対の保護層用のグリーンシートが各々積層されている積層体チップを形成する工程と、この積層体チップを焼成する工程とを少なくとも有する積層セラミック部品の製造方法において、前記保護層用のグリーンシートとして、前記焼成による収縮開始温度が前記内部セラミック層用のグリーンシートよりも低いグリーンシートを用いた。
請求項(抜粋):
内部セラミック層用のグリーンシートと導電体層用の導電性ペースト膜とが交互に積層され、最外層に一対の保護層用のグリーンシートが各々積層されている積層体チップを形成する工程と、この積層体チップを焼成する工程とを少なくとも有する積層セラミック部品の製造方法において、前記保護層用のグリーンシートとして、前記焼成による収縮開始温度が前記内部セラミック層用のグリーンシートよりも低いグリーンシートを用いたことを特徴とする積層セラミック部品の製造方法。
IPC (3件):
H01G 4/12 349 ,  H01G 4/12 364 ,  H01G 13/00 391
FI (3件):
H01G 4/12 349 ,  H01G 4/12 364 ,  H01G 13/00 391 E
引用特許:
審査官引用 (9件)
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