特許
J-GLOBAL ID:200903021056404476

調整可能なランセット用先端部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-531230
公開番号(公開出願番号):特表平10-508527
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】異なった皮膚穿刺の深さを生じさせる血液ランセット器具のための調整可能な先端部が提供される。内部スリーブは部分的に閉じられた、ランセットの肩部の係止部材をなす遠位端部を有している。外部スリーブは円柱状リングに押し合わされ内部カム面を形成し、この内部カム面は、外部スリーブおよび円柱状リングが内部スリーブ上を一つのユニットとして滑るときに、内部スリーブにより支持されたカム従動部を捕捉する。外部スリーブの回転は内部および外部スリーブの遠位端部の間の長さ方向の移動を生じさせ、これにより種々の穿刺の深さを与える調整可能な二重底部が作り出される。
請求項(抜粋):
異なった皮膚穿刺の深さを生じさせる血液ランセット器具のための調整可能な先端部であって、前記器具は、細長い本体と、前記本体内に支持された針とを有する一般的なランセットであって前記針の針頭は前記本体から外方に延び、前記本体は前記針が貫通する略平坦な肩部を有するランセットを利用する調整可能な先端部において、 前記ランセットが通るとともに略円柱形状でかつ近位端部および遠位端部を有する内部スリーブであって、前記遠位端部は部分的に閉じられて前記ランセットの前記肩部が係止する第1の表面を形成し、かつカム従動部が弾性的に支持された内部スリーブと、 前記内部スリーブ上に滑り込むとともに前記内部スリーブに対して回転するよう適合した円柱状中間リングであって、第1のカム面が形成された円柱状中間リングと、 開口した遠位端部を有するとともに前記中間リングの上方に滑り込むよう適合した円柱状外部スリーブであって、第2のカム面を有し、これにより前記中間リングに連結されたときに前記カム従動部を捕捉する完全ならせん状の溝が形成される円柱状外部スリーブとを備えたことを特徴とする調整可能な先端部。

前のページに戻る