特許
J-GLOBAL ID:200903021056907150

光空間通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-255610
公開番号(公開出願番号):特開平9-083436
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 装置の振動及び観測ノイズによる光ビームの角度誤差を最小とする自動追尾装置を提供する。【解決手段】 角度誤差検出手段46の出力信号に含まれる振動による光ビーム角度誤差は、数10Hz以下の低周波成分が大部分を占め、観測ノイズによる角度誤差は低周波数から数100Hzまでほぼ均一な周波数成分を持っている。観測ノイズ量測定回路52において、角度誤差検出手段の出力信号からハイパスフィルタで数10Hz以下の成分を除去し、2乗し、適当な時定数のローパスフィルタで平均化して、観測ノイズ量を実時間で推定する。システム制御回路53において、角度誤差検出手段の出力信号の2乗と推定された観測ノイズ量の差から、装置の振動による光ビーム角度変動量が推定され、この推定値と観測ノイズ量の推定値を基に、送信光ビームと受信光ビームの角度誤差を最小とするコントローラ51の最適な伝達関数が実時間で決定され、その値に自動調節される。
請求項(抜粋):
自由空間に光ビームを伝播させて通信を行う光空間通信装置において、送信光のビーム角度を調節する光ビーム角度調節手段と、送信光ビームと受信光ビームの角度誤差を検出する角度誤差検出手段と、該角度誤差検出手段からの信号を処理し前記光ビーム角度調節手段に指令信号を出力するコントローラとから成る自動追尾機能と、前記角度誤差検出手段からの信号を基に観測ノイズ量を推定する観測ノイズ量測定手段と、推定された観測ノイズ量と前記角度誤差検出手段からの信号を基に最適なコントローラの特性を演算し、実時間で前記最適値にコントローラ特性を調節する制御手段とを有することを特徴とする光空間通信装置。
IPC (6件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22 ,  H04Q 9/00 311
FI (3件):
H04B 9/00 M ,  H04Q 9/00 311 U ,  H04B 9/00 R
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-170136
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-170136

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