特許
J-GLOBAL ID:200903021056995121
メカノケミカル反応による硫酸ピッチの無害化
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-059615
公開番号(公開出願番号):特開2006-212615
出願日: 2005年02月03日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 本プロセスにおいては、硫酸ピッチに、生石灰、消石灰、炭酸カルシウム、酸化鉄、シリカ、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム等の微粉末を、ゼオライト、アルカリ水溶液等と共に適当な割合と順番で混合し、ナノ粒子状態まで粉砕すると、メカノケミカル反応と中和反応の相乗効果が生起して、硫酸は中和して硫酸カルシウム(石膏)になり、タール分ならびに油分に含まれる芳香族炭化水素、硫黄含有化合物は分解・消滅し、有害重金属イオンはフェライトを形成して不溶化され、毒性有機フッ素と塩素はカルシウム塩として無機化され、最終的にすべての有害物資が無害化される。【解決手段】 重油、廃油等から軽油を製造する際に副生する有害廃棄物「硫酸ピッチ」を安全かつ低コストで無害資源化するユニ-クなプロセスを提供するものである。
請求項(抜粋):
本プロセスにおいては、硫酸ピッチに生石灰、消石灰あるいは炭酸カルシウムを添加して硫酸イオンを中和し、無毒の硫酸カルシウムを生成させると共に、さらに酸化鉄、シリカ、酸化アルミニウム、参加マグネシウム等の微粉末を付加して粉砕・攪拌・混合することにより、ナノ粒子状態まで微細化してメカノケミカル誘起触媒反応を生起させ、タ-ル分ならびに油分に含有されている芳香族炭化水素(ベンゼン、フェノ-ル類、ピリジン類)、硫黄含有化合物(二硫化炭素、チオフェン)、有害蒸発製有機化合物(ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素等のVOC類)を分解・除去することを特徴とする。
IPC (5件):
C02F 11/00
, B01J 29/00
, B01J 37/04
, C01B 17/96
, C01F 11/46
FI (8件):
C02F11/00 K
, C02F11/00 G
, C02F11/00 H
, C02F11/00 J
, B01J29/00 M
, B01J37/04 102
, C01B17/96
, C01F11/46 Z
Fターム (63件):
4D059AA10
, 4D059AA11
, 4D059AA12
, 4D059AA13
, 4D059AA14
, 4D059AA19
, 4D059AA22
, 4D059BB01
, 4D059BB06
, 4D059BF20
, 4D059BJ00
, 4D059BK11
, 4D059BK30
, 4D059DA03
, 4D059DA04
, 4D059DA05
, 4D059DA08
, 4D059DA12
, 4D059DA19
, 4D059DA22
, 4D059DA55
, 4D059DA64
, 4D059EA04
, 4D059EA16
, 4D059EB04
, 4G076AA14
, 4G076AB02
, 4G076AB06
, 4G076AB08
, 4G076AB09
, 4G076BA13
, 4G076BA15
, 4G076BB03
, 4G076BC08
, 4G076DA30
, 4G169AA02
, 4G169BA01A
, 4G169BA01B
, 4G169BA02A
, 4G169BA02B
, 4G169BA06A
, 4G169BA06B
, 4G169BA07A
, 4G169BA07B
, 4G169BA08A
, 4G169BA08B
, 4G169BB04A
, 4G169BB04B
, 4G169BC66A
, 4G169BC66B
, 4G169CA04
, 4G169CA10
, 4G169CA11
, 4G169CA15
, 4G169CA19
, 4G169DA08
, 4G169DA10
, 4G169EB19
, 4G169FA08
, 4G169FB06
, 4G169FB77
, 4G169ZA01A
, 4G169ZA01B
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