特許
J-GLOBAL ID:200903021077749830

画像形成装置及び現像装置内のトナー濃度を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244958
公開番号(公開出願番号):特開平8-087144
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 コストを上昇することなく現像装置内のトナー濃度を均一に制御し、現像濃度の変動を防止することができる画像形成装置及び現像装置内のトナー濃度を制御する方法を提供する。【構成】 像担持体1の帯電電位と現像バイアス電圧との差及び潜像電位と現像バイアス電圧との差を、帯電電圧制御装置19とバイアス電圧制御装置22との双方、又は露光装置3から射出する像光の光量を制御する光量制御装置20により所定値に制御する。その後、露光装置3から像担持体1に所定の面積率の基準パッチを形成する像光を照射して該基準パッチを現像装置4により現像し、形成されたトナー層の電位を電位測定手段11により測定する。さらにこの測定値をCPU23により基準値と比較し、この比較結果に基づき現像装置内へのトナー供給又はトナー消費動作を制御する。これにより現像装置内のトナー濃度をほぼ一定に維持することができる。
請求項(抜粋):
帯電電位の差による潜像が表面に形成される像担持体と、この像担持体を一様に帯電する帯電装置と、一様に帯電された前記像担持体に像光を照射することにより、潜像を形成する露光装置と、前記像担持体と対向する現像剤担持体を備え、磁性キャリアと非磁性のトナーとを含む二成分現像剤のトナーのみを、この現像剤担持体から前記像担持体上の前記潜像に転移させて該潜像を可視化する現像装置と、前記現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加する現像バイアス電源と、を有し、前記帯電装置による像担持体の帯電電位と前記現像バイアス電圧との差、および露光部分の電位(潜像電位)と前記現像バイアス電圧との差を所定値とするために、前記帯電装置に印加する電圧を制御する帯電電圧制御装置と前記現像バイアス電圧を制御するバイアス電圧制御装置との双方、または、前記露光装置から射出される像光の光量を制御する光量制御装置を備える画像形成装置において、該画像形成装置内の相対湿度を測定する湿度測定手段と、前記像担持体上に所定の面積率の基準パッチを形成する像光を射出するように前記露光装置を制御する露光制御手段と、前記像担持体の表面の電位を検知する電位測定手段と、前記基準パッチ部分における前記電位測定手段の出力値またはこの出力値と所定の関係を有する値を基準値と比較する演算手段と、前記基準値を相対湿度の値と対応させて記憶する記憶手段と、前記電位測定手段の出力値と基準値との比較結果に基づき、現像装置内へトナーの供給または現像装置のトナー消費動作を制御するトナー濃度調整手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
IPC (4件):
G03G 15/00 303 ,  G03G 15/01 113 ,  G03G 15/02 102 ,  G03G 15/08 501

前のページに戻る