特許
J-GLOBAL ID:200903021079787470

印字装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-238408
公開番号(公開出願番号):特開平10-058782
出願日: 1996年08月20日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 印字装置を小型化し、印字時間を少なくする一方、複数行の任意の位置の印字位置のズレを解消する。【解決手段】 各印字行LD1〜3の印字開始位置PSが、キャリッジ移動可能範囲の左端基準位置LMからキャリッジの加速区間Uと速度不安定区間Vとの和(速度変動区間T)内にあるかどうかを判定し、速度変動区間T内にあるときには、基準位置LMからキャリッジの移動を開始して印字する。この場合、速度不安定区間に印字開始位置PSが位置するが、印字開始位置が異なっても各行LD1,2とも基準位置からキャリッジを移動開始することで、キャリッジの速度変動を一致させ、その区間T内に印字するデータを位置ズレすることなく印字する。速度変動区間T外のときには、印字開始位置PSよりも速度変動区間Tだけ左の位置Qからキャリッジの移動を開始して、速度が安定した状態で印字する。
請求項(抜粋):
印字ヘッドを搭載したキャリッジと、そのキャリッジを移動駆動するキャリッジ駆動手段とを備え、印字データに基づいてキャリッジを印字方向に移動させながら記録媒体に印字する印字装置において、前記印字データに基づいて各印字行の印字開始位置を求める印字開始位置決定手段と、前記印字開始位置決定手段で求めた印字開始位置が、所定の基準位置を基準としてキャリッジの駆動開始直後のキャリッジの速度変動が収束していない速度変動区間内か否かを判定する駆動開始位置判定手段と、前記駆動開始位置判定手段の判定結果を受け、印字開始位置が速度変動区間内のときには所定の基準位置からキャリッジの移動を開始して印字するようにキャリッジ駆動手段を制御し、印字開始位置が速度変動区間外のときには印字開始位置よりも速度変動区間だけ基準位置寄りの位置からキャリッジの移動を開始して印字するようにキャリッジ駆動手段を制御する駆動開始位置設定手段と、を備えたことを特徴とする印字装置。
IPC (3件):
B41J 19/18 ,  B41J 2/01 ,  B41J 2/51
FI (3件):
B41J 19/18 E ,  B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/10 101 J

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