特許
J-GLOBAL ID:200903021082686498

重錘式引張試験機の油圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-026606
公開番号(公開出願番号):特開平5-223712
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 試験片の位置調整と、重錘の載荷と、重錘落下時の緩衝の全操作を同一の油圧回路で系統的に行う。【構成】 試験片Pを昇降させる昇降用油圧シリンダ4と、重錘3落下時に緩衝する緩衝用油圧シリンダ5と、両油圧シリンダ4,5を駆動させる油圧ユニット6と、昇降用油圧シリンダ4のピストンロッド4aを昇降状態と固定状態とに切り換える切換バルブ7と、ピストンロッド4aの降下時の速度を制御する流量制御弁8と、緩衝用油圧シリンダ5のピストンロッド5a上への重錘3落下時の衝撃荷重を吸収するリリーフ弁9とから構成され、試験片Pの位置調整,及び重錘3の載荷と、重錘3落下時の緩衝に油圧シリンダを使用し、この昇降用油圧シリンダ4と緩衝用油圧シリンダ5を共に同一の油圧ユニット6によって駆動させることにより全操作を同一の油圧回路で系統的に行うものである。
請求項(抜粋):
試験片の上端を挟持した上部チャックにプルロッドを介して増力装置が接続し、増力装置の先端から懸垂する重錘の重量を拡大して試験片に引張力を加え、重錘が下限位置まで降下したときに載荷状態のまま重錘を上限位置へ復帰させる動作を繰り返し、試験片が破断したときの重錘を受け止め、その衝撃を吸収する重錘式引張試験機において、試験片の位置の調整動作と、重錘の載荷動作と、重錘落下時の緩衝動作を同一の油圧回路で行う装置であり、試験片の下端を挟持した下部チャックに接続し、これを昇降させる昇降用油圧シリンダと、重錘の下方に設置され、試験片の破断時に重錘を受け止めて緩衝させる緩衝用油圧シリンダと、昇降用油圧シリンダと緩衝用油圧シリンダのピストンロッドを駆動させる、油圧ポンプからなる油圧ユニットと、油圧ユニットと昇降用油圧シリンダ間に接続し、昇降用油圧シリンダのピストンロッドを昇降状態と固定状態とに切り換える切換バルブと、切換バルブと昇降用油圧シリンダ間に接続し、ピストンロッドの降下時の速度を制御する流量制御弁と、油圧ユニットと緩衝用油圧シリンダ間に接続し、そのピストンロッド上への重錘の落下時の、設定された値以上の衝撃荷重を吸収するリリーフ弁とから構成される重錘式引張試験機の油圧装置。
IPC (3件):
G01N 3/08 ,  F15B 11/08 ,  F15B 11/16

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