特許
J-GLOBAL ID:200903021085823461

物質濃度計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-002995
公開番号(公開出願番号):特開2003-177112
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】【課題】 サンプル液を希釈しなくとも有効な計測を行うことのできる物質濃度計測方法を提供する。また、センサ寿命の長い小型の物質濃度計測装置を提供する。【解決手段】 本発明にあっては、センサとサンプル液との接触時間を、センサがサンプル液と接触してセンサの電気出力が立上がり始めてからその出力が飽和するまでの時間である出力飽和時間よりも短い一定時間とすることを特徴とする。そして、その段階における出力からサンプル液中の物質濃度を求める。そのため、センサがサンプル液で汚されることが少なくなる。また、頭打ち特性のある計測環境下においても、原液バッチと比較して、その出力ピークが低く、ピークに達するまでの時間も短いため、測定目的物質濃度と出力信号強度(ピーク値とベース値の差)との間で直線関係の成り立つ範囲が広くなり、結果として広い濃度範囲にわたってより短い時間で測定をすることが可能になる。
請求項(抜粋):
測定対象物質を含有するサンプル液を採取するサンプル採取部と、サンプル液中の測定対象物質の成分を反応させる酵素を担持した作用極を備え、反応生成物の発生量に応じた電気信号を出力するポーラログラフ・セルと、サンプル液を前記ポーラログラフ・セルに搬送するためのキャリア液を収容するキャリア液タンクと、前記サンプル液とキャリア液を前記ポーラログラフ・セルに搬送するポンプを有する搬送手段と、前記ポーラログラフ・セルの出力信号に基づいてサンプル液中の前記測定対象物質の含有量を演算するための演算手段を備えてなり;前記サンプル採取部より採取されたサンプル液は、前記搬送手段によってポーラログラフ・セルに搬送された後に、再び前記サンプル採取部より排出されることを特徴とする物質濃度計測装置。
IPC (7件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/28 ,  G01N 27/327 ,  G01N 33/02 ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/493 ,  G01N 33/66
FI (8件):
G01N 27/28 P ,  G01N 33/02 ,  G01N 33/483 F ,  G01N 33/493 B ,  G01N 33/66 D ,  G01N 27/46 336 Z ,  G01N 27/30 353 Z ,  G01N 27/46 338
Fターム (8件):
2G045BB14 ,  2G045BB51 ,  2G045CB03 ,  2G045DA31 ,  2G045FB05 ,  2G045JA02 ,  2G045JA07 ,  2G045JA08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平02-122254号公報
審査官引用 (2件)
  • 検尿便器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-231359   出願人:東陶機器株式会社
  • 特開昭61-026851

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