特許
J-GLOBAL ID:200903021088469634

微粒子二酸化チタン被覆組成物を有効成分として含有する化粧料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362970
公開番号(公開出願番号):特開平11-171753
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【目的】 油相とのなじみが良く、優れた分散性と耐光性を有する微粒子二酸化チタンを有効成分として含有する化粧料を提供する。該化粧料は、優れた日焼け止め効果を示す。【構成】 概要として以下の工程を経て製造される微粒子二酸化チタンを、化粧料全体に対し1〜80重量%配合する。粒子径0.1μm以下の二酸化チタン水懸濁液に、水溶性アルミニウム化合物を特定量添加し、中和剤で特定pH値に設定する。次に、このスラリーを80°C以上に加熱し、そこへ炭素数7個以上の脂肪酸またはその水溶性塩を特定量添加する。そして、スラリーpHを調整した後、30分間以上熟成を行う。最後に、pHを再び調整した後、ろ過、洗浄、乾燥、粉砕操作を行う。
請求項(抜粋):
次の(1)〜(3)の工程を経て得られる二酸化チタン被覆組成物を有効成分として含有する化粧料。(1) 粒子径が0.1μm以下の二酸化チタンの水性懸濁液に、水溶性アルミニウム塩をAl2 O3 として8〜15重量%(二酸化チタン基準)を添加した後、酸または塩基の中和剤を用いて系のpHを5〜8に調整する。(2) 加熱により系の温度を80°C以上とし、そこへ炭素数が7以上の脂肪酸またはその水溶性塩を脂肪酸換算で10〜20重量%(二酸化チタン基準)添加する。次いで、酸または塩基の中和剤を用いて系のpHを7〜9に調整し、この状態で30分間以上熟成する。(3) 熟成後、系のpHを6.5〜7.5に調整した後、ろ過、洗浄、乾燥、粉砕操作を行う。
IPC (2件):
A61K 7/42 ,  C01G 23/053
FI (2件):
A61K 7/42 ,  C01G 23/053
引用特許:
審査官引用 (4件)
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