特許
J-GLOBAL ID:200903021091543187

液晶表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172738
公開番号(公開出願番号):特開平8-036169
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 配向欠陥の発生箇所にのみ遮光膜を形成して開口率の低下を最小限に抑えると共に耐ショック対策を施すことができるようにする。【構成】 強誘電性液晶7を挟む基板1a、1bの近傍の液晶分子が基板に対してプレティルト角度をもって配列され、その液晶分子を基板面から見たとき、液晶分子の基板に近い側から遠い側へ引いた第1の仮想直線の基板面に平行な方向成分が両基板において同一である。強誘電性液晶7のシェブロン層構造の或る層につき基板界面における位置から両基板間の中央付近における位置へと引いた第2の仮想直線の基板面に平行な方向成分が第1の仮想直線の基板面に平行な方向成分と同一方向である。両基板1a、1b間には壁5が形成され、第1の仮想直線の向いた方向の下流側の壁面近傍の液晶7部分を覆って遮光膜6が設けられている。
請求項(抜粋):
強誘電性液晶を間に挟んで対向配設された一対の基板の各々の液晶側に、少なくとも電極膜と配向膜とが該配向膜を該液晶側に配して形成され、各基板の近傍における液晶分子が基板に対してプレティルト角度をもって配列され、各基板の近傍における液晶分子を基板面から見たとき、該液晶分子の基板に近い側から遠い側へ引いた第1の仮想直線の基板面に平行な方向成分が両基板において同一であるように形成されている液晶表示装置であって、該強誘電性液晶がシェブロン層構造を有し、該シェブロン層構造の或る層につき基板界面における位置から両基板間の中央付近における位置へと引いた第2の仮想直線の基板面に平行な方向成分が該第1の仮想直線の基板面に平行な方向成分と同一方向であり、両基板間に、基板表面を横切る方向に絶縁性の非液晶物質からなる壁が形成され、該壁の全壁面における該第1の仮想直線の向いた方向の下流側の壁面近傍の液晶部分を覆うように、両基板のいずれか一方に遮光膜が設けられている液晶表示装置。

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