特許
J-GLOBAL ID:200903021094025250

IPレイヤ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347481
公開番号(公開出願番号):特開平11-187024
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 ATMにおいて、IPデータグラムの高速転送を可能とするとともに、複数レイヤ3プロトコルの混在、エラーデータグラムへの柔軟な対応、及びフロー転送とIPルーティング転送の両立を可能とする。【解決手段】 SAR31はAAL5フレームの先頭セルを受信すると、受信VCCやREF1483ヘッダを見て、IP処理が必要な場合には、IPヘッダを抽出する。そして、IP処理部32では転送先の検索・ヘッダ正常性チェック・ヘッダ再生成等のIP処理を行う。これによって、転送可能なデータグラムはSAR内で折り返し転送を行う。受信VCCやREF1483ヘッダがIP以外を示している場合、またはIPヘッダ異常、TTLタイムアウト、転送先なしの場合には、パケットのソフトへの引き渡し又はSAR内部での破棄を行う。そして、検索条件の異なる複数の転送先検索テーブルを用意してフロー転送とIPルーティング転送を同時に行う。
請求項(抜粋):
非同期転送モードにおけるAAL5によるパケット転送の際に用いられ、ATMセルを受信するセル受信部と、該セル受信部から前記ATMセルを受け該ATMセルがAAL5フレームの先頭セルであるか否かを判断する先頭セル判断部と、前記ATMセルがAAL5フレームの先頭セルであると前記ATMセルからIPヘッダを抽出するIPヘッダ抽出部と、該IPヘッダを処理してIPヘッダ処理結果を得るIP処理部と、該IP処理部の処理の後ATMセルをフレームバッファに書き込むフレームバッファ書き込み部と、前記AAL5フレームの全てのATMセルを受信した後前記IPヘッダ処理結果に基づいて自動転送可能であるか否かを判断する転送判断部と、自動転送可能であると前記フレームバッファに書き込まれた前記AAL5フレームを読み出しATMセルに分割して転送ATMセルとするフレームバッハァ読み出し部と、該転送ATMセルを転送先のVCCに転送するセル送信部と、前記IPヘッダ処理結果に基づいて自動転送不可能と判断されると上位処理システムに受信通知を通知する受信通知部とを有することを特徴とするIPレイヤ処理装置。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 E ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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