特許
J-GLOBAL ID:200903021098699042

溶剤回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214322
公開番号(公開出願番号):特開平5-031322
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 溶剤含有処理ガスから溶剤を高回収効率で回収することができる溶剤回収装置を提供する。【構成】 溶剤含有空気は活性炭ハニカム成形体からなる吸着材6aとシートヒータ6bを備えた乾式回収装置の吸着塔21,22に導入して溶剤を濃縮抽出し、コンデンサ27にて凝縮することにより溶剤を液体として回収する。この場合に、シートヒータ6bの厚さを20乃至40mmにし、キャリアガスの流量Q(リットル/分)を吸着塔のキャリアガス通過断面積A(m2)の40乃至80倍にする。また、塔内の溶剤脱着温度を100乃至160°Cにする。
請求項(抜粋):
ガスが通流可能の複数の吸着塔と、各吸着塔内に配置されシート状ヒータと活性炭吸着材とを接触させて構成された吸着体と、前記吸着塔にその下部から溶剤含有ガスを選択的に且つ交互に導入して前記吸着材に溶剤を吸着させ清浄化ガスを前記吸着塔の上部から排気する溶剤含有ガス導入手段と、前記溶剤含有ガスが導入されていない吸着塔内の前記吸着材を前記シート状ヒータへの通電により加熱して前記吸着材から溶剤を離脱させると共にこの吸着塔内にその上部からキャリアガスを導入し下部からこのキャリアガスを吸引排気することにより脱着溶剤を含有する高濃度溶剤ガスを抽出する抽出手段と、この高濃度溶剤ガスを冷却して溶剤を液体として回収する回収部とを有する溶剤回収装置において、前記各吸着材の溶剤含有ガス通過断面の厚さは20乃至40mmであり、前記キャリアガスの流量をQ(リットル/分)、前記吸着塔のガス通過断面積をA(m2)とした場合に、Q/Aが40乃至80の範囲にあり、前記シート状ヒータによる脱着温度は100乃至160°Cであることを特徴とする溶剤回収装置。
IPC (2件):
B01D 53/34 117 ,  B01D 53/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-012213
  • 特開平3-012217
  • 特開平2-280813

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