特許
J-GLOBAL ID:200903021098719817

ホワイトバランス調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-303409
公開番号(公開出願番号):特開平5-122719
出願日: 1991年11月19日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 カラーフェリアの発生を防止して良好な撮影を実現する。【構成】 マイコン10は、色差信号R-Y,B-Yの積分平均値と基準値との差を求める。そしてこの差が大きく、輝度が所定値以上変化したときにホワイトバランス制御信号RCONT,BCONTを1ステップ値づつ変化させていく。ただし、RCONT,BCONTの変化量は、可動領域内に制限される。可動領域は、RCONT,BCONTが一定となったところで更新される。また、1ステップ値づつ変化させる時間間隔を、前記差に応じて変化させたり、RCONT,BCONTの可動領域を限定したり、RCONT,BCONTの可動領域を手動設定したりする。
請求項(抜粋):
赤、緑、青の原色信号のうち、赤、青の原色信号の増幅度を制御してホワイトバランス調整をするホワイトバランス回路と、ホワイトバランス調整された原色信号を処理して2種類の色差信号R-Y,B-Yを出力するマトリクス回路と、被写体の輝度を求めるとともに、基準色温度条件下で画面全体を平均すると無彩色となる各色差信号R-Y,B-Yのそれぞれの積分平均値が、基準値としてあらかじめ設定されており、色差信号R-Y,B-Yの積分平均値と基準値とが等しくなるようホワイトバランス回路を作動させるホワイトバランス制御信号を、ホワイトバランス回路に送る処理部とを有し、更に前記処理部は、電源投入後にホワイトバランス制御信号が収束した以降は、色差信号の積分平均値と基準値との差が所定値以上で、今回の輝度が前回の収束時または前回の固定時の輝度から所定値以上変化し、且つ、前回の収束値または前回の固定値を中心とした可動領域内に納まることを条件として、ホワイトバランス制御信号の値を1ステップ値変化させるとともに、前記処理部は、1ステップ値づつ変化してきたホワイトバランス制御信号の値が可動領域の境界値になったら、ホワイトバランス制御信号の値を固定するとともに、ホワイトバランス制御信号の値が固定したり、可動領域内で収束したら、可動領域を今回の固定値または収束値を中心とした新たな可動領域に変更することを特徴とするホワイトバランス調整装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-199390
  • 特開昭60-186188
  • 特開昭63-262984
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