特許
J-GLOBAL ID:200903021126977029

強度と制振性を高めた金属基複合材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-276073
公開番号(公開出願番号):特開平6-264161
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【構成】 熱弾性的変態を起こす少なくとも一種類以上の形状記憶合金材料素子を母材内に混合もしくは配列させた金属基複合材料および形状記憶合金材料素子の逆変態前低温側での変形応力(抵抗)が母材のそれよりも低く、逆に逆変態終了後の高温側での形状記憶回復力と変形応力(抵抗)が母材のそれよりも高いことを特徴とするその金属基複合材料。【効果】 金属材料で不可避的な温度上昇に伴う強度低下を抑えられるのみならず、事故などの際の異常な温度上昇を自らが検知して、内蔵形状記憶合金素子が収縮して、部材全体での熱膨張抑制や内在き裂なども閉鎖できる(自己修復)機能が付与できる。また、従来は困難であった部材の軽量化と制振性を兼ね備えた金属基複合材料が可能となる。それゆえに、高温での強度向上や軽量化が必要な部分、騒音・振動問題などが深刻になっている各種機械部品材料、鉄道・車両、船舶、航空機・自動車エンジン、発電分野、化学反応大型プラントなど広い範囲での適用性が開かれる。
請求項(抜粋):
熱弾性的変態を起こす少なくとも一種以上の形状記憶合金材料素子を母材内に混合もしくは配列させた金属基複合材料
IPC (4件):
C22C 1/09 ,  C22C 1/00 ,  C22C 1/02 ,  C22C 19/00

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