特許
J-GLOBAL ID:200903021130127781

動き検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133302
公開番号(公開出願番号):特開平5-328335
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 従来の3ステップ法よりも誤検出の少ない動き検出法を得る。【構成】 検出範囲内において複数の探索位置間隔を段階的に定める探索間隔設定器7と、探索間隔設定器7により設定した間隔に応じて処理ブロックとの比較を行うための参照ブロックを順次取り出す参照ブロック取り出し器9と、参照ブロック取り出し器9により順次取り出された各参照ブロックおよび処理ブロックより算出された値を比較する比較器12と、探索位置間隔に応じて、選出する基準位置の個数を定める基準位置個数決定手段と、比較手段の結果より、基準位置個数決定手段により決定した個数の参照ブロック位置を次段階の探索の基準位置として選出する基準位置選出手段と、探索位置間隔設定手段により定められた複数の段階の最終段階において、比較手段による結果をもとに、処理ブロックにおける動きベクトルを決定し出力する動きベクトル検出器13により構成される。
請求項(抜粋):
処理画面と参照画面との間における動きベクトルの検出を行う動き検出装置において、前記処理画面を複数個のブロックに分割する分割手段と、前記分割手段により分割されたブロックのうち動きベクトルを検出しようとする処理ブロックの位置に対応している前記参照画面内の位置から所定の検出範囲を設定し、前記検出範囲内において複数の探索位置間隔を段階的に定める探索位置間隔設定手段と、前記探索位置間隔設定手段により設定した間隔に応じて前記検出範囲内より前記処理ブロックとの比較を行うための参照ブロックを順次取り出す参照ブロック取り出し手段と、前記参照ブロック取り出し手段により順次取り出された各参照ブロックおよび前記処理ブロックより所定の式に基づく値を順次算出する判定値算出手段と、前記判定値算出手段により前記各参照ブロックに対して算出された値を比較する比較手段と、前記探索位置間隔に応じて、選出する基準位置の個数を定める基準位置個数決定手段と、前記比較手段の結果より、前記基準位置個数決定手段により決定した個数の参照ブロック位置を次段階の探索の基準位置として選出する基準位置選出手段と、前記基準位置選出手段により選出された各基準位置に対して、前記探索位置間隔設定手段により定められた複数の段階数に応じて、前記参照ブロック取り出し手段により参照ブロックを順次取り出し、前記判定値算出手段および前記比較手段により前記各参照ブロックおよび前記処理ブロックを比較し、前記基準位置算出手段より新たに次段階の探索の基準位置を選出する処理を繰り返し行なうよう定め、前記探索位置間隔設定手段により定められた複数の段階の最終段階において、前記参照ブロック取り出し手段により順次取り出された各参照ブロックおよび前記処理ブロックを前記判定値算出手段および前記比較手段により比較し、前記比較手段による結果をもとに、前記処理ブロックにおける動きベクトルを決定し出力する動きベクトル出力手段を有することを特徴とする動き検出装置。

前のページに戻る