特許
J-GLOBAL ID:200903021130901436

流路中断方式による分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-516281
公開番号(公開出願番号):特表平9-506177
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】同一テストストリップ内で、同時多重分析が可能なクロマトグラフ分析法による分析装置、及びその使用方法を提供する。分析の一つは抗原、例えばヒト絨毛性性腺刺激ホルモンを検出する免疫学的分析であり、もう一つの分析は抗体、例えば抗風疹抗体を検出する血清学的分析である。本発明の分析装置は、重なる部分を持つことなく不連続に分離された領域に不動化した、第1検体に対する特定結合パートナー(34)と、第2検体に対する特定結合パートナー(36)とを有する少なくとも一つのクロマトグラフ媒体(24)とを含む第1対向可能要素(12)、及び吸収剤(50)を含む第2対向可能要素(10)を備える。第1及び第2の対向可能要素は、これらの対向可能要素を向かい合わせ位置にしたとき、吸収剤は少なくとも一つのクロマトグラフ媒体と動作可能に接触し、第1検体に対する特定結合パートナーを含む領域を、第2検体に対する特定結合パートナーを含む領域から機能的に分離し、これによって両検体の検出が可能となるように構成されている。
請求項(抜粋):
テストサンプル中の少なくとも二つの検体を検出する分析装置であって、 (a)重なる部分を持つことなく不連続に分離された領域に、不動化された第1検体に対する特定結合パートナーと、第2検体に対する特定結合パートナーとを有する少なくとも一つのクロマトグラフ媒体を含む第1対向可能要素、及び (b)吸収剤を含む第2対向可能要素を備え、 第1及び第2の対向可能要素は、これらの対向可能要素を向かい合わせに位置させることによって、前記吸収剤が前記少なくとも一つのクロマトグラフ媒体と動作可能に接触し、前記第1検体に対する特定結合パートナーを含む領域を、前記第2検体に対する特定結合パートナーを含む領域から機能的に分離し、これにより両検体の検出が可能である、分析装置。

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